投稿者: 中村 元弘(昭和43年 農学部農芸化学科卒)
今から30年ほど前は、地球温暖化が懸念されはじめた頃で、水稲の夏期高温障害対策とか、高温耐性の稲が地域適応性試験として検討されていた。ところが30年過ぎて、異常気象が日常となってみると、人間と同じように水稲も適応して、今や亜熱帯性気候に対応した品種が話題になる。静岡産のバナナが出回ると聞いてもおかしくない時代になってしまった。私たちは30年足らずで「常態化」した気候に常態化してしまっている。慣れとは恐ろしく怖いものである。
投稿者: 中村 元弘(昭和43年 農学部農芸化学科卒)
今から30年ほど前は、地球温暖化が懸念されはじめた頃で、水稲の夏期高温障害対策とか、高温耐性の稲が地域適応性試験として検討されていた。ところが30年過ぎて、異常気象が日常となってみると、人間と同じように水稲も適応して、今や亜熱帯性気候に対応した品種が話題になる。静岡産のバナナが出回ると聞いてもおかしくない時代になってしまった。私たちは30年足らずで「常態化」した気候に常態化してしまっている。慣れとは恐ろしく怖いものである。