【第194回】益々の本会の発展を期待

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投稿者:岩田立男
(昭和43年工学部工業化学科卒、平成18年9月理工学研究科博士後期課程修了、浜松工業会会長)


2023年5月20日の総会以来、浜松工業会会長として、この約2年間北海道から広島までの約10支部の総会に出席し、皆さんがとても明るくお元気であることを実感しました。

工業会へ出席すると「新世界を見ることができる」が皆様からの声でした。正に相互交流による親睦の向上の実践版であり、益々の本会発展を期待したいと思います。岩田の自己研修新世界体験として、2024年2月7~11日、ドイツ BRAUNSCHWEIG工科大学-AIST/産総研との異種接合交流会Wolfsburg開催に参加してすっきり“refresh”できました。このWolfsburgには、正にVW “Volks Wargen” の本社工場があります。今年2025年5月20~30日、自己研修でドイツ開催 “国際木材産業技術展” ハノーバー/Ligna Messe, ケルン/Interzumへ参加します。

当初の3企画「 1.ホームカミングデイ再開  2. 5年後10年後の姿を考える 3. 会則の見直し」は、6回の理事会でまとめて実施しています。

特に昨年のホームカミングデイは2つの講演を企画し、昨年より過去・現在・未来シリーズと考えておりまして、過去は昨年のどうする家康_浜松城時代、現在はヤマハ㈱の最新研究開発紹介、未来は有人宇宙学 宇宙で暮らすには のテーマで土井宇宙飛行士をお招きできました。

世界は、国際情勢が緊迫する中、新しい価値軸として「安全、健康、ウェルビーイング」の重要性に注目する三つの動きがあります。このような中で”生きがいを感じる思考”を凝らすと流動性知能の活性化を促し、脳の前頭葉を中心とする判断や選択を司る回路が鍛えられて、さまざまな課題を最適化してくれるという最近の脳科学者の報告があります。

浜松工業会には、約四万人以上の仲間がいます。静岡大学工学部と情報学部をふるさととする仲間の集まりです。みなさんに学問のふるさとを共有する仲間が慕うこのネットワークを、是非活用してほしいと切望します。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。