【第29回】趣味としての「沖釣り(船での釣り)」

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投稿者:立崎 靖彦(昭和42年卒 工学部 工業化学科)

第二の人生の今は、ボケ防止や、体力維持等を考え、昔からの趣味としての沖釣り(船で沖に出ての海釣り)に目標を持って日々を過ごしてます。

特に、昨年の3・11の大震災の折り、当日は茨城の鹿島港からカレー釣りに早朝(6時)出船(1.5時間走ったポイント)で釣りをし、帰港したのが大地震発生の1時間前の13時30分頃で想像もしていない私は釣り仲間と51㎝のマコカレーを釣った自慢話等をして帰途に着き高速道路の佐倉インターチェンジで大揺れに会い家の食器棚が破棄されているのをみて事の大きさとタイミングに鳥肌が立ちました。我々が乗っていた船は海の中に沈み船宿や駐車場はこれも海の中にくずれ落ちていました。500~1000年に一度の大災害が1時間のズレで何ともなかった私自身に違和感を感じると同時に東北の被災者の皆さんの大変さ(これからも)を忘れることができません。

魚は春夏秋冬(根魚、回遊魚等)、浅場(10m~)から深場(1000m)まで特徴のある生態系を持っており学ぶだけでも頭の体操になります。今は、えさ取り名人と言われるタチウオ、マゴチ、ヒラメ等と深場釣りに興味をもち学習兼実践中です。そして、魚の仕掛図づくり(頭と手の運動)、釣り場周辺(房総~東京湾外~相模湾)の天候(天気図、潮の流れ、波、風等)の知識吸収、さらには釣った魚のさばきは可能なので料理まで広げようと頑張っているところです。

最近は技術の進歩でロッドやリールは軽くなり糸(道糸、ハリス)の強度もかなり強くなってきており沖釣りも大きく変わってきている今日この頃です。