【第201回】同窓生の輪が広がる同窓会の魅力

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投稿者:斎藤 悠貴(2009年 (平成21年) 人文学部法学科卒)


私は人文学部法学科を卒業後、法科大学院に進学し、司法試験を受験、司法試験合格後は、東京で弁護士として仕事をしています。早いもので、弁護士になり10年が経ちました。

私が文理・人文・人文社会科学部の同窓会の『岳陵会』に参加したのは、弁護士として仕事を始めてから数年後のことです。出身が愛知県で、東京には知り合いもほとんどいなかった私は、毎年連絡が来る静大の学部の同窓会ってどんなところだろうと岳陵会東京支部の総会にふらっと参加しました。在学時にはお会いしたこともないたくさんの先輩たちが温かく迎えてくれたのをよく覚えています。

岳陵会に関わったご縁から、2018年に静大の連携講座で卒業生として講師を務めたり、様々な同窓生とのつながりもできました。同じ静大出身というだけで話は盛り上がり、業種も年代も違う先輩や後輩と親しくなれました。2022年の旧制静高創立100周年記念事業などを通じ、日本各地で活躍する静大の先輩や後輩たちがたくさんいることも知りました。

いま私は、岳陵会本部の委員(広報ICT・同窓会DX担当)と岳陵会東京支部の事務局長として、静大の同窓生の輪を拡げようと、岳陵会のX(https://x.com/gakuryokai)の運用を担当したり、岳陵会のnote(https://note.com/gakuryokai)を立ち上げたりしています。

Xでは後輩たちの部活やサークルでの活躍を楽しく拝見していますし、活躍する後輩の様子を他の同窓生にも届けようと、たびたびリポストしています。noteはまだ運用を始めたばかりですが、様々な場所での同窓生の活躍を伝えられたらと思っています。

岳陵会の役員になって考えることは、私が初めて岳陵会に参加したときのように、例えば卒業後東京に来て知り合いもいない後輩たちが、静大の先輩とのつながりを作ることで、新生活を楽しんだり不安を和らげたりできるような同窓会を作りたいと思っています。