教育実習科目群

学びのマップで青の四角に囲まれた科目が教育実習科目群です。 教員免許を取得する上で必須となる教育実習が含まれます。取得を希望する免許や専攻・専修に応じて、教育実習の配属先や実習内容が異なるため、事前・事後の指導やガイダンスが複数回開催されます。学務係から連絡があるので、メールや掲示等の情報収集をお願いします。

教育実習について


静岡大学教育学部では、ほとんどの学生が小学校・中学校両方の教員免許を取得するため、主として小・中学校で教育実習を行います。専攻・専修により、取得可能な教員免許が若干異なるため、HP等で確認をお願いします。
学校教員を採用する多くの教育委員会では、教員採用試験において、例えば、中学校外国語(英語)科や特別支援学校教育の教員免許を有する志願者に対して加点制度を設けており、この傾向はこれからも進んでいくことが予想されます。
高等学校の教員免許に関しては、定められた授業を必要な単位数だけ取り、隣接校種の中学校で教育実習を行い取得します(高等学校での実習はありません)。

教育実習Ⅰ

教育実習Ⅰでは附属学校園に配属され、観察を中心とした実習を行います。

関連科目

  • 事前指導Ⅰ(2年 6月)
    • 教育実習の全体像を把握します
    • 教育実習の心構えを形成します
  • 事前指導Ⅱ(2年 10月)
    • 教育実習の目標を設定します
    • 指導案についての理解を深めます
  • 事後指導Ⅰ(2年 11月)
    • 教育実習Ⅰで得られた課題をグループで共有します
    • 教育実習Ⅲを終えた3年生から心構えを学びます

教育実習Ⅱ

教育実習Ⅱでは基幹免許(卒業要件として指定された学校種の免許)に応じて地域の協力校や附属学校園に配属され、授業実践を伴う3週間の実習を行います。

関連科目

  • 事前指導Ⅲ(2年 1月)
    • 学校教育における多様性や人権、特別支援について学びます
    • 子どもの心身の問題について考えを深めます
  • 事前指導Ⅳ(3年 4月)
    • 教員としての自覚や守秘義務等について学びます
    • 教育実習Ⅱの事前訪問時のマナーや注意事項を確認します
  • 事後指導Ⅱ(3年 6~7月)
    • 実際の学校現場の取り組みや様子について、現職教員を交えたパネルディスカッションを通して教育実習の体験と結び付け、理解を深めます

教育実習Ⅲ

教育実習Ⅲでは発展免許(期間免許と別に追加取得する学校種の免許)に応じて地域の協力校や附属学校園に配属され、授業実践を伴う2週間の実習を行います。

関連科目

  • 事前指導Ⅴ(3年 7月)
    • これまでの教育実習の経験を踏まえ、改めて注意すべき事項等を確認します
  • 事後指導Ⅲ(3年 10月)
    • これまでの教育実習を踏まえてグループで討議を行ったり、学校管理職の方を交えたパネルディスカッションを通して現在の学校に求められていることを考えたりします

※ 養護教育専攻は上記と並行して養護実習があります。
※ 特別支援教育専攻は上記に加えて特別支援教育実習があります。(特別支援専攻の学生以外も希望により参加できます。ただし、人数定員があります。)