静岡大学教育学部では「先生になることがゴールじゃない」というコピーを学部案内に掲げています。より成長し続ける教員の育成こそが、本学部の願いです。
しかしそれと同時に、「先生になる」つまり教員採用試験に合格してもらうことにも、怠ることなく力を注いでいます。
各種ガイダンス
学びのマップに赤文字で示されるのが教職・教採に関するガイダンスです。附属学校園への実習を終えた2年生の後半から、教員採用試験に向けたガイダンスを実施します。そして3年生になって教員採用試験に向けた勉強のスタートに合わせて、ガイダンスを積み重ねて試験対策へのモチベーションをあげていきます。
静岡県内の教員採用試験は、静岡県に加え、政令指定都市である静岡市と浜松市もそれぞれ実施しています。各教育委員会から随時、 試験の担当者の方をお招きしてガイダンスの講師役をしていただいていますので、県内教員採用試験の最新情報も見逃すことはありません。
教職支援室
学びのマップの3年生後半から4年生にかけて登場するのが教職支援室です。教員採用試験の志望書の添削から、面接試験対策、さらには採用試験合格後のスタートアップの講座まで。教員採用試験の受験にはじまり、合格後までがっちりと一人ひとりをサポートしてくれるのが、教育学部教職支援室です。
指導をしてくれるのは校長経験者など、教職現場のベテラン教授陣です。教員採用試験を知り尽くしているからこそ、ポイントを押さえた懇切な対応が可能となります。教職支援室は附属教育実践総合センター(教育学部L棟)1Fで月曜から金曜まで毎日開室しています。不安なことがあっても、すぐに相談に行けるので安心です。
詳しい情報は以下のリンク先で確認してください。
教育学部同窓会のバックアップ
教員採用試験は静岡県内の場合、一次試験と二次試験との二段階で実施されており、ともに面接試験が大きな比重を占めています。しかし面接試験はやはり実際に練習をしてみなければ、ハードルを乗り越えることがなかなか難しいのが実情です。
本学部はこれまで多くの人材を県内の教育現場に送り出してきました。そうした豊かな人脈を誇る本学部同窓会が主催して、面接試験対策を学生一人当たり、合計四日にわたって四回の面接個別指導をしていただいています。面接担当の同窓会OB・OGの皆さんは校長経験者他、ベテランぞろい。適切なアドバイスで、安心して面接試験に臨むことができます。
静岡市内にあるからこそのメリット
本学部が静岡市にあるからこそ得られるメリットは、いくつもあります。
たとえば静岡市教育委員会では、「人間力」と「教師力」を磨き上げた先生の育成を図るために独自に「しずおか教師塾」を開催し、大学3年生から参加できます。毎年、本学部からは多くの学生が教師塾に参加して成長し、市内の先生になっています。
また、毎年170名ほどの学生が学校支援ボランティアとしてあちこちの学校で活動しています。そこで出会う先生方と、いずれ学校現場で出会えるのも魅力です。