ウクライナ協定校から学生を2名受け入れました

静岡大学は、学業や研究活動を継続することが困難となっているウクライナにある大学間交流協定校の大学生及び大学院生を交換留学生として受け入れ、渡航費、生活費等の支援を行うことを決定しました。
9月21日(水)に最初の1人目、9月24日(土)に2人目の留学生が入国しました。

今回受け入れたのは、アンナさんとダリアさん。単身で来日しました。ウクライナでは、タラス・シェフチェンコ・キーウ国立大学で学んでおり、本学では総合科学研究科(工学専攻)と情報学部に所属し、後学期より授業を受けます。

10月18日には、留学生と日本人チューター学生との懇談会を実施しました。懇談会では、藤井基貴先生(国際連携推進機構・副機構長)から、「静岡大学は、あなたたちを支援します。安心して学生生活を送ってください。」と語りかけました。
お二人は、「多大なサポートに心から感謝します。ウクライナの大学で専攻していた分野の学びの継続を希望しています。」と答えるとともに、「家族は今もキーウに住んでおり、毎日オンラインで連絡を取っています。キーウが攻撃を受けているため心配です。でも、家族は、今回の留学を自分の夢ように応援してくれて送り出してくれました。」と心境を話してくれました。

タラス・シェフチェンコ・キーウ国立大学では、爆弾投下の恐れがあるので大学に行くことはできない状況で、2月(戦争開始)から対面授業は行われていません。オンライン授業が提供されていますが、オンライン授業中もサイレンが鳴り、中断されることもあります。

このような状況下で、お二人は、生活や勉強をするのに安全な環境を日本に求めていました。さらに、もともと日本語や日本文化に興味を持っていたことも一歩踏み出す動機になったようです。

アンナさんとダリアさんは、静岡県がロシアのウクライナ侵攻による避難者の住居支援として確保した浜松市内の県営住宅に入居し、浜松での生活を始めました。
今後、静岡大学では、さらに2名の留学生を受入れる予定です。

今回の支援プログラムにご賛同いただいた皆様方には深く感謝申し上げます。
受け入れた学生が、安心して本学での学生生活を送ることができるよう、サポート体制を充実させてまいります。
引き続き、皆様からのご支援をお願いします。

ダリアさん(中央左)、アンナさん(中央右)とチューター学生の祐加さん(左端)、晃介さん

 

藤井副機構長(左から2人目)と懇談会を行いました