地球科学研究報告(2007年以前)

第1号(1975年)

茨木雅子 沖縄本島の新第三系・第四系について 1−9
土 隆一・宇津徳治 1974年伊豆半島沖地震について−地震と災害の特徴− 11−21
黒田 直 南伊豆町海岸地域の地質と岩石 23−25
檀原 毅・土 隆一 南伊豆における地殻変動 27−30
徳山 明 1974年伊豆半島沖地震に伴う地殻変形の 31−34
大塚謙一・木宮一邦 南伊豆地域の基盤岩石の変質と地震による斜面崩壊 35−37
岩橋 徹 構造物の被災状況と地盤の地質から見た伊豆半島沖地震災害 39−46
旧号”地学しずはた”および静岡大学地学研究報告一覧 表紙i
1974年伊豆半島沖地震災害調査研究特集について 表紙i
1974年伊豆半島沖地震と災害写真集 47−52

 

第2号(1976年)

茨木雅子 伊豆・白浜層群原田層の浮遊性有孔虫 1−7
藤吉 瞭・中川正久 富山県片貝川上流地域の飛騨変性帯の地質 9−14
檀原 毅 伊東市南部の重力異常 15−18
半田孝司 光波測量の精度について−ジオメーター700型の特性− 19−34
黒田 直 富士山宝永火口と南東斜面における宝永火口放出物の現況 35−40
木宮一邦・長島 昭 ”七夕豪雨”における静岡市周辺の崩壊個所と崩壊発生時までの積算雨量 41−50
土 隆一 1976年7月11日大雨による伊豆半島の災害 51−56

 

第3号(1978年)

茨木雅子 ”西小磯層”・”大磯層”の浮遊性有孔虫について 1−8
荒井章司 カンラン岩中のchromain spinelのchloriteのコロナの生成とその意義 9−15
長沢敬之助 カオリン鉱物の生成と変化に関する研究−とくにカオリナイトとハロイサイトの産状と鉱物学的性質との関係について− 17−33
檀原 毅 プロト磁力計G-836について 35−38
半田孝司 光波測量の温度補正と隔測精密温度計の開発 39−44
静岡大学災害地質調査班 1978年伊豆大島近海の地震に伴う震害の地質学的考察 45−64
半田孝司・徳山 明・吉田鎮男 1978年伊豆大島近海の地震に伴う地殻変形の測定 65−71
静岡大学地球科学教室・地学教室業績目録1971-1975 73−76

 

第4号(1979年)

徳山 明・吉田鎮男・地殻物理学講座第1回生 山梨県下部周辺地域の新第三系の地質,特に剪断褶曲について 1−17
荒井章司・内田 隆 瀬戸川帯の超塩基性岩類の平衡条件について 9−15
茨木雅子 沖縄本島・島尻層群上部の浮遊性有孔虫生層序とAmussiopecten iitomiensis (Otuka)の産出 25−32

 

第5号(1980年)

檀原 毅 伊豆半島北東部の異常隆起について 1−15
池谷仙之・北里 洋 駿河湾より採取した底質試料 17−22
大塚謙一 駿河湾における研究船淡青丸のKT-77-7およびKT-78-19次航海で採取されたピストンコア試料 23−30
岡田博有・太田 秀・新妻信明 海底写真による駿河舟状海盆の生痕 31−36
小山真人・新妻信明 伊豆半島新生界地層名辞典 37−120
特定研究「駿河湾の形成と地殻変動」 121−124
静岡大学地球科学研究報告編集規約 125−127

 

第6号(1981年)

衣笠誠一郎・橋本誠二・荒井章司 北海道,落合地域の日高帯の地質と変成作用 1−10
小林靖子・荒井章司 佐賀県,高島のアルカリ玄武岩中の超塩基性捕獲岩について 11−24
檀原 毅 静岡大学地殻活動観測所の概要 25−34
新妻信明・小山真人 高感度自動無定位磁力計および3軸交番磁場消磁装置について 35−43
北里 洋・新妻信明・小山真人・近藤康生・神谷隆宏 駿河湾周辺後期更新世根古屋層,草薙層,国吉田層,古谷層の地磁気層序 45−59
北里 洋 底生有孔虫の行動と生活様式の観察 61−71
和田秀樹・中井信之 堆積物中の有機物の炭素同位体組成と有機物のC/N比−駿河湾表層泥について− 97−102
岡田博有・堀越増興 駿河湾の文献目録−地質学,ベントス,古生物学関係− 83−93

 

第7号(1982年)

木宮一邦・滝川英彦・井谷浩子 愛知県東加茂群下山村の赤色マサの産状とその鉱物学的・化学的性質−花こう岩の風化・第4報− 1−8
狩野謙一 美濃−領家帯の中生層の重力滑動とそれに伴う地質構造 9−33
和田秀樹・新妻信明・斎藤常正 超微量試料による炭素・酸素同位体比の測定について 35−50
中川昌治・長沢敬之助 静岡県高草山地域に産する沸石など二次鉱物 51−59
小山真人 伊豆半島北東部中伊豆町〜伊東市地域の層序 61−85
大塚謙一 駿河湾石花海北堆西斜面の海底地すべり 87−95
岡田博有・太田 秀 駿河湾,相模湾の深海域における底層流起源の海底諸性状 97−102
静岡大学地球科学教室・地学教室業績目録 1976〜1980 103−112

 

第8号(1983年)

藤吉 瞭 富山県東又谷(片貝川上流)・鍋増谷(早月川上流)の球状片麻岩中のホルンブレンド 1−7
狩野謙一 安山岩質海底火山の浅部構造−伊豆半島南端部の新第三系白浜層群に見られる例− 9−37
小山真人・新妻信明 駿河湾西岸後期更新世古谷層の古地磁気 39−47
小山真人・新妻信明 リングコア型フラックスゲート回転磁力計および電流制御式3軸交番磁場消磁装置 49−61

 

第9号(1983年)

金子 剛・石黒 均・田村淳一・新妻信明 南部フォッサマグナ地域新生界地層名辞典 1−228

 

第10号(1984年)

木宮一邦・川井淳子 湖西市南部の地質と古窯出土陶器の原土について 1−22
田村淳一・金子 剛・新妻信明 山梨県西部・巨摩山地南部の地質 23−53
狩野謙一 光明層群−赤石山地最南部の四万十帯白亜系 55−85
藤吉 瞭・矢崎真弓・桜井美津夫・桜井昌之 富山県常願寺川上流地域の片麻岩・花崗岩のカリ長石三斜度 87−102
和田秀樹・藤井 昇・新妻信明 MAT 250 による超微量炭酸ガス試料の安定同位体比測定法 103−112
新妻信明・藤井 昇・北里 洋 炭素・酸素同位体比による有孔虫の古生態の推定 113−122
新妻信明・藤井 昇 地球磁場逆転にともなう環境および生物量変化の解析 123−132
和田秀樹・伊藤良三・秋山文孝 微量石墨の炭素同位体分析用試料の調整と測定 133−141

 

第11号(1985年)

Mikio Satomura Precise relative measurements of gravity in Kinki District, Japan 1−55
大塚謙一 活動的トラフの埋積過程と堆積相−相模トラフ北端域および駿河トラフ北端域の上部第四系− 57−117
岡田博有・Serge Lallemand・大塚謙一・Laurent Labeyrie 日本海東縁の海底地質構造−新生海溝問題と関連して− 119−133
狩野謙一・鈴木勇也・北里 洋 富士川上流中富地域の静川層群の古地理 135−153
藤吉 瞭・伊藤寿美 中部地方寒狭川地域の領家変成岩,花崗岩中のカリ長石の三斜度 155−161
大浦 毅・和田秀樹・池谷仙之 沖積層柱状試料採取器の開発 163−169
池谷仙之・大浦 毅・阿久津 浩・和田秀樹 浜名湖東岸完新統の層序・層相とその年代 171−179

 

第12号(1986年)

長沢敬之助 檀原先生をおくる 3−8
宮崎保彦 大室山火山群の磁気異常 9−22
北村仁司 山梨県忍野化石湖付近の磁気異常 23−31
遠山忠昭・長谷川 靖 静岡県相良町における長距離水管傾斜計による地殻傾斜観測について 33−44
中山和男 重力の海域地形補正の導入 45−54
里村幹夫・安間秀明 糸魚川−静岡構造線南部地域の重力異常 55−74
増田俊明・長瀬雅之・山本啓司 静岡県北西部水窪地域の中央構造線付近のS−Cマイロナイト 75−87
狩野謙一・村松 武・廣田 豊 四万十累層群の変形様式−赤石山地南部の上部白亜系に見られる例− 89−114
兵頭 浩 秩父盆地新第三系の地質と古地磁気 115−152
太田英将・石黒 均・岩橋 悟・新妻信明 丹沢山地東部の地質 153−189
矢野すすむ 大磯丘陵南部地域の層序とその地質年代および堆積環境 191−208
中尾誠司・小竹信宏・新妻信明 房総半島南部石堂地域の地質 209−238
近藤康生 静岡県後期更新世根古屋層の海進期堆積物に含まれる底生有孔虫化石の空間分布 239−243
北里 洋・新井房夫 有度丘陵,小鹿層に挟在するOn-Pm 1 テフラ 245−249
黒田 直 伊豆,梨本の玄武岩溶岩樹型とその地質年代 251−254
郭 暁利・岡田博有 駿河湾の文献目録−海況,地質学,古生物学,地震,地球物理学関係 255−273
静岡大学地球科学教室・地学教室業績目録 1987-1985 275−287

 

第13号(1987年)

藤吉 瞭 富山県立山川(早月川上流)域の飛騨変成岩の変成温度について 1−9
高木 登・岡田博有 南部フォッサマグナ,曙礫岩の堆積岩的研究 11−24
北川浩之 杉材セルロースの炭素同位体比−測定法及び杉材年輪の1層内の変化− 25−30
黒田晃弘・和田秀樹 杉材による年輪年代法の研究−年輪読み取り器および伊豆半島杉材の測定結果− 31−40
殷 建華・岡田博有・Laurent Labeyrie 日本列島周縁陸棚斜面泥質堆積物の粘土鉱物 41−65
池谷仙之・和田秀樹・大森真央 浜名湖のボーリング柱状試料について 67−111
大塚謙一・木宮一邦 堆積相より見た浜名湖の堆積過程と古環境 113−145
阿部泰行・和田秀樹 浜名湖表層堆積物中の粘土鉱物 147−155
里村幹夫・壇原 毅・長谷川 靖・遠山忠昭・志知龍一・鮫島輝彦・井野盛夫・岩田孝仁・萩原利明 相良および上坂地殻変動連続観測施設の概要 157−164

 

第14号(1988年)

池谷仙之 加藤芳朗・長沢敬之助,鮫島輝彦,岡田博有先生をおくる 5−25
長沢敬之助 粘土鉱物と生命の起源 27−34
舟橋嘉浩・黒田 直 小笠原諸島,母島の高マグネシア玄武岩を伴う火山岩 35−46
藤吉 瞭・小林 啓 中部地方佐久町地域の領家片麻岩・花崗岩中のカリ長石の三斜度 47−55
狩野謙一・染野 誠・上杉 陽・伊藤谷生 足柄地域北西部における中期更新世以降の断層活動・プレート力学境界表層部での変形過程の例 57−83
増田俊明・安藤 伸 剛体球のまわりの塑性流動:近似一般解による速度ペクトル場の記述 85−88

 

第15号(1989年)

間嶋隆一 埼玉県中央部,荒川から岩殿丘陵にかけて分布する新第三系の層序 1−24
岩橋悟・新妻信明・里村幹夫 ステップモーターを利用したラコステ重力計による地球潮汐の自動測定 25−60

 

第16号(1990年)

臼井久雄・木宮一邦 掛川層群五百済凝灰岩の岩相変化とその地質学的意義 1−23
山本啓司・増田俊明 静岡県北西部水窪地域の領家帯マイロナイトの水平剪断変形 25−47
増田俊明・山本啓司・道林克禎・伴 雅子 静岡県北西部水窪地域での中央構造線の位置の再検討 49−65
里村幹夫・竹村恵二・堀江正治 山口県徳佐盆地の重力探査 67−75

 

第17号(1991年)

藤吉 瞭 岩橋 徹,木宮一邦先生をおくる 3−7
岩橋 徹 リモートセンシング利用の現状とその将来−主に地質学的視点から− 9−51
木宮一邦・半田孝司 都市の発展と地盤との関係−狩野川下流沖積平野を例として− 53−61
狩野謙一・竹内真司・中路正弥 メランジュ中の非対称変形組織 -四万十帯における例- 63−85
竹内真司・狩野謙一 四万十帯メランジュの変形過程−地質学的データに基づく比較沈み込み学− 87−129
新妻信明・中野 進 有度丘陵における地震動振幅と地質構造 131−147
里村幹夫・小林茂樹・伊藤忠士・臼井和平 相良における傾斜計連続観測結果とその周辺の広域傾斜変化との関係 149−159
和田秀樹・長井洋一・安藤隆丸・新妻信明 MAT 250による同位体比測定のための微量炭酸ガス試料精製用新型トラップ 161−167
静岡大学地球科学教室・地学教室業績目録 1986-1990 169−188
静岡大学地球科学教室卒業・修士論文目録 1953-1989 189−213

 

第18号(1992年)

黒田 直 土 隆一先生をおくる 3−19
大塚謙一 半田さんをおくる 21−22
土 隆一 静岡大学アンデス学術調査 1967-91 〜最終講義から〜 23−24
中原竜二・海野 進・渡辺一樹 伊豆半島東方沖ドレッジ試料の岩石学的研究 25−57
村本芳英 日光火山群東方地域に分布する中・後期更新世テフラ −日光火山の噴火史− 59−91
藤井敬三・鈴木祐一朗・李 思田・呉 冲龍 中国撫順炭田の炭質の特徴について 93−101
大塚謙一 Pinフォトダイオードを使用した照度計キットによるX線ラジオグラフ・フィルムイメージ・デンシトメーターの製作 103−109
静岡大学地球科学教室卒業・修士論文目録(修正・追加)1953-1989 111−117
静岡大学地球科学研究報告編集規約 119−122

 

第19号(1993年)

坂野靖行・藤原隆雄 三重県伊勢市西部,御荷鉾緑色岩類に伴う含アルカリ角閃石石英片岩 1−6
田力とよ子・新妻信幸 南部フォッサマグナにおける二枚貝化石変形と礫の破断による応力解析 7−17
藤井敬三・鈴木祐一朗 デグラディニットの石炭岩石学的位置づけと化学的・物理的性質について 19−24
長井洋一・和田秀樹 微量ドロマイト試料同位体測定法の開発とその応用について 25−34
新妻信明・小田川信哉 谷津山−静岡大学間のレーザー光波測距 35−44
三尾有年・里村幹夫 静岡県中西部における重力異常と地震災害の関係 45−59
静岡大学地球科学研究報告編集規約(邦文) 61−64
静岡大学地球科学研究報告編集規約(英文) 65−67

 

第20号(1994年) 鮫島輝彦先生追悼論文集

序文 II−V
鮫島輝彦先生の履歴と業績目録 VI−X
Teruhiko Sameshima and Susumu Umino Ferroaxinite and datolite from Mt. Nio, Shizuoka City, central Japan 1−4
Sharon R. Allen and Ian E. M. Smith Eruption styles and volcanic hazard in the Auckland volcanic field, New Zealand 5−14
Les Kermode New Zealand lava caves worth preserving for their geologic and geomorphic features 15−24
Takashi Sano Geological and petrological study of the Rangitoto Island, Auckland volcanic field 25−32
Tsutomu Sugiura and J. W. Cole Magnesian andesites from White Island, New Zealand: Mineralogical evidence for mixing of high-magnesian basalt and dacitic magmas 33−40
黒田 直・野村忠司・浦野隼臣 ニュージーランド北島,オハクネ火口産高マグネシア質安山岩と同質デイサイト 41−47
Philippa M. Black, Tetsumaru Itaya, Takeshi Ohira and Ian E. M. Smith Mid-Tertiary magmatic events in New Caledonia: K-Ar dating of boninitic volcanism and granitoid intrusives 49−53
Philippa M. Black The “Waipapa Terrane”, North Island, New Zealand: Subdivision and correlation 55−62
Kazumi Yokoyama Preliminary study on the sandstones in the Torlesse terrane, New Zealand 63−70
Susan F. Courtney Gismondine and associated zeolites from Aranga, Northland, New Zealand 71−74
Dennis A. Weigel The idaite-nukundamite-bornite-chalcopyrite metastable solid solution: crystal chemistry, superlattice architecture and bonding; thermochemistry and phase equilibria; natural occurrences, geochemistry and metallogenesis 75−90
Noboru Fujii, Tetsuyuki Yamamoto and Nobuyuki Niitsuma Stratigraphy of the Neogene marine sequence to the east of Dannervirke, southern Hawke’s Bay, New Zealand 91−113
K. Bernhard Sporli and Yoshiaki Aita Tectonic significance of Late Cretaceous Radiolaria from the obducted Matakaoa volcanics, East Cape, North Island, New Zealand 115−134
Kevin J. Davidson and Philippa M. Black Diagenesis in Early Miocene Waitemata Group sediments, Upper Waitemata Harbour, Auckland, New Zealand 135−142
J. Isabel Sutherland Some aspects of petrification of Miocene wood from Kaipara Harbour, New Zealand 143−151
Koji Yagishita Diagenesis of arc-derived sandstones of Cretaceous formations in the Queen Charlotte Islands, British Columbia, Canada 153−165
Hideki Wada, Fumio Ohashi and Kantaro Fujioka Stable isotope studies on the origin of manesite deposits in the Setogawa Group, Shizuoka, central Japan 167−173
荒井章司 環伊豆地塊蛇紋岩帯 175−185
岩橋 徹・半田孝司 静岡県富士宮,富士地区およびその周辺の活断層について 187−201
増田俊明・渋谷朝紀・森川知行・大浦坂勝利・ナム T.G. ブーディン構造から伸長歪を求めるプログラム 203−208

 

第21号(1994年)

田邊裕高・狩野謙一 紀伊半島東部,海山地域の四万十帯上部白亜系 1−10
新妻信明・小山真人 全自動古地磁気測定装置 11−19
Nobuyuki Niitsuma The Demagnetization Plane: A new method for presenting stepwise demagnetization 21−28
鈴木 洋・里村幹夫・益永雅博 GPS/ Leveling法による赤石山脈周辺のジオイド高の決定 29−36

 

第22号(1995年)

里村幹夫 伊藤先生をおくる I−V
Tran Ngoc Nam The Geology of Vietnam: A brief summary and problems 1−10
新妻信明 本州中部のテクトニクスと1993年の静岡の地震 11−22
Yoshimi Suzuki The global carbon cycle and the role of the ocean 23−36
青木 浩・和田秀樹・新妻信明 最終氷期の古富士泥流中の発見された埋没ヒノキ年輪の炭素同位体組成 37−46
福原達雄・猪俣 和・和田秀樹 静岡大学における14C年代測定用ベンゼン合成法 47−58

 

第23号(1996年)

Nobuyuki Niitsuma The trench-trench-trench type triple junction evolution of Japan 1−8
新妻信明・西田光二・水籐 尚・武田 浩 レーザー測距儀による気温の測定 9−18
Robert M. Ross and Yoshiko Imada Relationships among bottom sediment, benthic fauna, and suspended sediment concentration at a sandy shoreline, Hamana-ko (Honshu, Japan): Implications for sediment entrainment 19−39
Yoshimi Suzuki Dissolved organic copper compounds in seawater 41−56
藤吉 瞭・楠 賢司・鈴木理恵 混合酸による変成岩・火成岩の分解法の改善及びそれらの主要元素(珪素を除く)の定量 57−62
和田秀樹・新妻信明・水谷一義・薬師寺秀樹・青島逸子 MAT250質量分析用のコンピューター制御新試料導入装置について 63−70
静岡大学地球科学教室・地学教室業績目録(1991-1995) 71−93
静岡大学地球科学研究報告編集規約 95−98

 

第24号(1997年)

牧野剛士・道林克禎 中部地方中央構造線沿いに露出するマイロナイトの全岩主成分元素組成 1−13
福原達雄・和田秀樹 静岡大学14C年代データ集1 15−26
新妻信明 富士山の地質と新富士溶岩の古地磁気 27−41
望月敦人 蛍光X線による全岩化学組成の分析 —その1.主要元素— 43−58
石川剛志・長尾光高・中沢敏和 ICP-AESによる岩石試料中のNb, Bの同時分析 59−67
古池聖生・鈴木 款 レーザー顕微鏡による降水中蛍光粒子の観察 69−77
栗本 卓・鈴木 款 大気エアロゾル中の32Pの測定法の検討 79−86

 

第25号(1998年)

生形貴男 北海道小平町達布地域における白亜紀二枚貝Inoceramus hobetsensisのサイズ分布と産状 1−8
藤吉 瞭・山田真也・楠 賢司 中部地方水窪地域の中央構造線沿いの領家変成岩類からのカリ長石の三斜度 9−17
高橋秀一・和田秀樹 静岡大学14C年代データ集2 19−29
新妻信明 光波測距による大気境界層の気温連続測定と地殻変動 31−49

 

第26号(1999年)

松田昌之・生形貴男 白亜紀二枚貝Sphenoceramus(イノセラムス科)の殻彫刻の変異 1−15
大塚謙一 駿河トラフ収束境界域の第四紀地史についての新知見—収束境界火山群とその年代について— 17−27
河合庸展・和田秀樹 南極産二枚貝Laternula ellipticaの殻に残された安定同位体の記録—南極の融氷水の歴史— 29−37
平 研介・和田秀樹 瀬戸川帯静岡市二王山周辺域に産する斧石,ダトー石 39−49
永石一弥・石川剛志 グラファイト炉原子吸光法による岩石資料中の微量元素の分析 51−60
黒沢勝彦・鈴木 款 サンゴ礁における窒素・リン循環の複合モデル 61−69
篠村理子・ベアトリス カサレト・鈴木 款 海水中におけるサブミクロン粒子状物質の動態 71−82
岩田樹哉・鈴木 款 栄養塩から見た暖水塊93Aの構造と検討 83−93

 

第27号(2000年)

大塚謙一 藤井敬三先生をおくる [1]−[8]
渡邉綾香・黒田 直 小笠原諸島,父島北部の石英含有無人岩:無人岩と石英デイサイトのマグマの混合 1−9
小西祐作・鈴木誠之・狩野謙一 イライト結晶度データのCIS標準化:静岡大学理学部地球科学教室の場合 11−15
新妻信明 光波測距による大気境界層の日周・年周変動およびフィリピン海プレートによる有土地塊傾動機構の解明 17−35
西村昌明・里村幹夫・島田誠一・内藤勲夫 北陸地方における前線通過時のGPS電波大気遅延変動について 37−48

 

第28号(2001年)

北里 洋 黒田 直先生: 履歴・業績目録 [3]−[7]
黒田 直 珪酸塩岩石のFe3+の分析と定量 1−6
黒田 直・白木敬一・中野鉄也・伊藤純一・浦野隼臣 小笠原諸島父島,三日月山火山岩類の角閃石石英デイサイト 7−15
藤吉 瞭・楠 賢司・鈴木理恵 LiBO2による変成岩・火成岩の分解法の検討及びそれらの主要元素(珪素を除く)とZrの定量 17−24
加藤和浩・和田秀樹 微量同位体比測定のための染色法による方解石—霰石の分離法 25−31
新妻信明 堆積物流体力学解析装置 33−44
新妻信明 光波測距による草薙断層と麻機断層の活動監視 45−55
夏目崇匡・鈴木 款, 降水中の微生物粒子の存在量 57−65
元地宏昌・王 莉紅・鈴木 款・伊藤 博 多孔質ガラスを用いた海水中の溶存有機物の分離と検討 67−74
Lihung Wang, Yoshimi Suzuki and Hiroshi Ito Isolation of nano-colloidal organic matter from coastal Bora Bay seawater using porous glass filter as cross-flow filtration membrane 75−82
北村晃寿・阿部和生 日本列島沿いの日本海における二枚貝類の分布リスト 83−137
静岡大学地球科学教室・地学教室業績目録(1996-2000) 139−157
静岡大学地球科学卒業・修士・博士論文目録(1996-2000) 159−161
静岡大学地球科学研究報告編集規約

 

第29号(2002年)

野嶋宏二
更新世谷下石灰岩裂罅堆積物(静岡県引佐町)の脊椎動物化石
1−11
古田朱理・石川義朗・羽川貴弘・山本泰弘・鈴木 款
油壷湾の海草藻場における有機炭素・窒素の循環
13−21
日野 守・岩田樹哉・篠村理子・宗林留美・鈴木 款 駿河湾における海水中の有機物の分解特性 23−28
名取雄太・岩田樹哉・篠村理子・鈴木 款 駿河湾における窒素およびリンの季節変動 29−36
八巻美樹・鈴木 款・宮坂 均・松井直弘 マングローブ林堆積物における有機物とメタンの動態 37−43
中島賢邦・大田良和弘・鈴木 款 大気中の元素状炭素粒子の粒径分布 45−52
森田理絵・宗林留美・鈴木 款 降水中のアミノ酸濃度の定量 53−60
西村昌明・内藤勲夫・岩淵哲也・里村幹夫 GPSとラジオゾンデから推定される可降水量の相互比較 61−75
新妻信明 光波測距における大気境界層変動と草薙断層・麻機断層の活動監視 77−93
多田洋平・和田秀樹・石川剛志 グラファイト炉原子吸光法を用いたあられ石のMg/Ca比およびSr/Ca比の分析 95−101
道林克禎・戸上昭司・足立佳子・内山尚和 走査型X線分析顕微鏡画像の解析による層状斑れい岩の鉱物分布マップの作成 103−112
土屋理恵・和田秀樹 加速器質量分析計による14C測定のための海水溶存無機炭素真空抽出法 113−118

 

第30号(2003年)

辻 裕介・鈴木 款
駿河湾における溶存有機物のサイズ特性
1−7
羽田 彩・鈴木 款
駿河湾における生物起源珪素の分布と溶解過程
9−15
羽川貴弘・鈴木 款・宮坂 均・松井直弘
石垣島マングローブ域堆積物における窒素化合物の動態
17−25
Nicolas Marechal−Abram
Direct detrmination of Cd in seawater by graphyte furnance-atomic absorbance spectrometry with Zeeman-effect background correction
27−31
Takafumi Matsui, M. Satish-Kumar, Kazuhiro Kato and Hideki Wada
Laser fluorination oxygen extraction system for stable isotope analysis
33−46
八木下晃司
古第三期における気候変動−近年の研究動向−
47−58
北村晃寿・森 英樹
静岡大学地球科学教室にある堆積岩と海洋生物硬組織の教育用薄片
59−60

 

第31号(2004年)

増田俊明
池谷仙之先生をおくる
[1]−[11]
増田俊明
茨木雅子先生をおくる
[13]−[23]
茨木雅子
浮遊性有孔虫の解析−最終講義から−
1− 3
杉山裕規子・狩野謙一・M. Satish-Kumar
赤石山地四万十帯,上部白亜系犬居メランジュ形成時・形成後の温度圧力条件: 流体含有物による検討
5−12
藤吉 瞭・森 裕花・楠 賢司
飛騨古川地域の変成岩,花崗岩類からのカリ長石の三斜度
13−21
Tomoya Kuno andM. Satish-Kumar
Widmanstatten structure and kamacite-taenite phase distribution in Toluca meteorite
23−31
堀川真由美・里村幹夫・島田誠一・Sununtha Kingpaiboon・仲江川敏之・沖 大幹
タイ・Khon KaenにおけるGPS可降水量について
33−39
延原尊美・藤森麻紀・寺田 徹 駿河湾における絶滅危惧海産貝類の採集記録(1975-2000) 41− 64
生形貴男 マルチヴェーアースタンドを利用した三角測量法による3次元形態測定 65−72
Kenichi Hirata, M.Satish-Kumar and Hideki Wada Optimum experimental conditions for the conversion of oxygen to carbon dioxide for the precise oxygen isotope analysis of rock forming minerals 73−76

 

第32号(2005年)

大塚謙一
藤吉 瞭先生をおくる
[1]−[6]
藤吉 瞭・岡田直樹・横井和好・
楠 賢司・坂本隆典
中部地方水窪地域の中央構造線沿いの圧砕岩類
1−9
新妻信明・藤間 俊・伊藤広和・
吉本拓二
地殻活動観測所における光波測距による中部日本の歪と2004年新潟県中越地震との関係
11− 24
里村幹夫・渡辺みのり・大久保修平・楠本成寿・植木貞人
富士山周辺の精密相対重力測定
25−30
延原尊美・高山春果・松本英二・木下泰正
駿河湾の貝類遺骸群集と堆積場の特性
31−66

 

第33号(2006年)

Koji Yagishita, Hiroshi Kawamorita, Daisuke Horiai, Kaori Katsumasa and Minako Sakaki
A note on tectonic evolution within a Neogene basin: new evidence from the Early to Middle Miocene Ichinohe Basin, northeast Japan
1−7
K. V. Wilbert Kehelpannala, Hideki Wada, Lalindra Ranaweera and Noriaki Hamana
Cataclastic rocks from the granulite terrain of Sri Lanka: evidence for younger brittle deformation of the exhumed lower crust
9−19
M. Satish-Kumar, Hideki Mori, Isao Kusachi and Hideki Wada
Cathodoluminescence microscopy of high-temperature skarn minerals from Fuka contact aureole, Okayama, Japan
21− 28
静岡大学地球科学系教室業績目録2001−2005 29−46
静岡大学地球科学系教室卒業・修士・博士論文目録2001−2005
47−55
静岡大学地球科学研究報告編集規約 57−60

 

第34号(2007年)

林 蘇娟,林 愛明
生きた化石植物「百合の木」と大陸移動
1−6
松浦有里子,K. V. Wilbert Kehelpannala,
和田秀樹
スリランカ型脈状グラファイトの示差熱分析
7−18
生形貴男
開曲線形状解析プログラムOpen Curve
19− 37