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ヒトは循環,呼吸,消化,体温調整など生命活動維持のために非常に高度で複雑なシステムを持っており,これらは無意識下で制御・情報処理されています.しかし,現代の最先端医学・工学技術を以てしてもこの複雑なシステムの全容を明らかにすることはできていません.もし,この複雑なシステムを明らかにすることが出来れば,例えば病気が起こるメカニズムを明らかにすること,病気を定量的に診断すること,または新しい病気の治療法確立に役立つ医療機器開発に結び付く可能性があります.
本研究室では,ヒトが持つ複雑なシステムのモデル化や医療に役立つ新しい工学技術について学々連携・医工連携・産学連携で研究しています.最近行っている研究テーマは,例えば以下のようなものがあります.
■血管粘弾性測定法の提案
■非侵襲連続血圧計測システム
■動脈硬化早期診断支援システム共同研究機関
これまでに以下の外部共同研究機関や多くの研究協力者によって支えられてきました.
・広島大学大学院工学研究院生体システム論研究室
・広島大学大学院医歯薬保健学研究院心臓血管生理医学教室
・広島大学大学院医歯薬保健学研究院麻酔蘇生学教室
・広島大学原爆放射線医科学研究所再生医科学部門
・日本光電工業株式会社
・株式会社日立製作所
・デルタ工業株式会社
・日本シグマックス株式会社 -
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