産業イノベーション人材育成プログラムとは?
静岡大学大学院総合科学技術研究科が,地域の人材ニーズに応えるために平成30年度に浜松キャンパスに新設する,修士課程学生を対象とした付加価値型の教育プログラムです.
総合科学技術研究科工学専攻及び情報学専攻在籍の学生が,自分のコース(専門分野)での履修に追加する形で,この教育プログラムを履修し,所定の要件を満たした場合に修了認定されます.
教育プログラムのポイント① 地域の人材ニーズ
浜松地域は日本屈指の製造業集積地であり,世界のモノづくり拠点として,光産業,IT産業や農業とIT技術の融合等、技術イノベーションが期待されています.産業界では,何を学んだかと同時に,それらをいかに現実の問題に応用できるのかを重視しており,現物に対峙し実際の「モノ・コト」に触れながら,主体的に課題を解決する経験を積んだ人材が求められています.
また,社会人基礎力(「前に踏み出す力」,「考え抜く力」,「チームで働く力」の3つの能力)をもった人材が求められています.
教育プログラムのポイント② 付加価値型
これまで培ってきた工学系・情報学系人材養成の基盤となる各コース(機械工学,情報科学等)の教育体系を守りつつ,もっと実践的な経験を通して学びたい,社会で活躍したいというやる気のある学生のために用意する特別なプログラムです.
育成する人材像
各コースの専門分野の知識に加え,論理的な思考に基づいてチームワークよく仕事を進め得る資質を持ち,失敗を恐れず、自ら課題解決に向かっていける力を身につけた人材を育成します.
プログラムの認定
以下の1,2の条件を満たして単位を修得すると,プログラム認定がなされます.
- 指定科目の履修
各専攻・コースの対象科目の中から6単位以上取得すること.ただし,他専攻の科目を2単位以上取得すること.※修了単位に含まれます. - プログラム専門科目の履修
- 産業イノベーションインターンシップA(長期)またはB(短期)
- イノベーション創造演習
- 産業イノベーション特論(またはマネジメント特論Ⅱ)