本選大会を終えて(実行委員長からのメッセージ)

Okada

8月17日(木)~20日(日)まで3泊4日で開催された日本生物学オリンピック2023本選静岡大会が無事終了しました。参加した選手の皆さん、楽しんで頂けたでしょうか。

今回、静岡で本選を開催するにあたって、選手の皆さんに濃密な4日間を過ごして頂くため、我々は1年以上前から準備を進めてきました。メインコンテンツである実験問題はもちろんの事、マグロの冷凍倉庫見学や日本平動物園のバックヤードツアー、会場に立てたノボリ、毎日の食事などなど、様々なことににメッセージを込めました。参加した皆さんがそれらを感じてくれていたとすると、準備した一同、とても嬉しいです。

開催に際し、とてもとても多くの方に助けて頂きました。大学関係者や国際生物学オリンピック日本委員会の方々はもちろん、SCIBOとして関わった大学生・大学院生、表彰式に来てくださった来賓の方々、フルーツや飲料、本などを提供してくださった企業、学協会の方々、ホテルやバスの提供に関わってくださった企業の方々、食事の提供に関わってくださったレストランや弁当店の方々、T-シャツを含むノベルティグッズ作成に関わってくださった企業の方々、他にも多くの方々が無理な要求にも「生物学オリンピックのためだったらいいよ」と言ってくださり、特別な対応をしてくださいました。本当に感謝しています。選手として参加した皆さんも、皆さんの頑張っている姿、楽しんでいる姿が多くの人に応援されていることを忘れないでください。

来年以降も、それぞれの土地で、それぞれのメッセージが込められた生物学オリンピック本選が開催されると思います。本選に参加した皆さんは既に知っていると思いますが、本選は競い合うだけではなく、ともに高め合う場でもあります。今年は本選に参加できなかった方々も、来年以降に挑戦して、是非この素晴らしいイベントを体験してください。そして、近い将来、学会で再会したり、さらには共同研究ができる日が来ることを期待し、楽しみにしています。

日本生物学オリンピック2023本選静岡大会の関係者を代表して
実行委員長
粟井光一郎

開催報告(静岡大学ウェブサイト) https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=9423