受信表の作成
受信実験に必要な受信表を作成するためのExcelファイルを公開します。
ファイルはこちら➡(受信表作成用Excelファイル)
受信表とは各時刻の人工衛星の方位、高度(仰角)、受信周波数を記したものです。
人工衛星の軌道予測サイトHeavens-Above(https://heavens-above.com/)より得られる簡単な通過情報から受信表を作成することができます。
Heavens-Aboveの使い方
Heavens-Aboveの使い方を解説します。
Heavens-Aboveのトップページです。まずは右上の観測地点を設定します。
観測地の設定画面です。経度、緯度、標高の入力や、地名の検索もできます。
『更新』をクリックしてトップページに戻り『アマチュア無線衛星-全通過』を選択します。人工衛星の通過予測一覧が表示されます。
表の中から調べたい人工衛星を選択します。
(ターゲットの衛星が決まっている場合はトップ画面の『衛星データベース』から検索してもよいです。『アマチュア無線衛星-全通過』には表示されない衛星も探すことができます。)
選んだ人工衛星の情報ページです(写真の例はCUTE-1)。
電波の周波数はここに載っていますが、ビーコンなどこれ以外の複数の電波を出しているものもあるので、受信したい電波は衛星のホームページなどでも調べると確実です。
右上の『通過』を選択します。
選んだ衛星の通過予測一覧です。『可視のみ』ではなく『全て』にチェックを付けます。
詳細を見たい通過の日時を選択します。
最高通過点の高度が低いと受信が難しいです。受信する場所の周囲の建物などの様子を考慮しながらできるだけ高い位置を通り、障害物の無く開けた方角を通過するものを選ぶとよいでしょう。
選んだ通過の詳細です。主にこのページの情報を受信表作成に使用します。
これ以降の具体的な手順はExcelファイルに記してあります。