アユの行動実験を実施するために岩手県大槌町にある東京大学大槌沿岸センターへ
カテゴリー: 観測の様子
2024年9月26日 R6 第4回夏期合同観測
[参加者]
静岡大学 徳岡准教授、徳岡研学生(B4)、加藤特任教授、原研究補佐員
政策研究大学院大学 知花教授、九州大学 五三助教
信州大学チーム 東城教授、矢野研究員、岡本研究員
沼津河川国道事務所 副所長(技術)中村一郎(午前中のみ),
流域治水課 課長 竹内昭浩、建設専門官 中田篤史
河川管理課 課長 渡辺昭彦、専門職 長縄 剛
伊豆長岡出張所長 宮城孝昌、沼津河川出張所長 瀬島英旗
2024年8月19日 江浦湾採泥調査
観測目的:江浦湾海底堆積物の広がりに関する堆積物観測・底生動物採集
参加者:調査実施艇 佐藤 慎一先生の研究チーム(4名/佐藤、亀山M2、目良M1、加藤圭B4)
観察撮影艇(5名/塚越、原、沼津河川国道事務所:竹内・中田・真喜)
2024年5月23日河畔林メダケを対象とした合同観測
観測目的:狩野川河道に形成されるメダケ群落の分布および生育特性の観察と管理に向けた意見交換
参加者:静岡大学 徳岡准教授、徳岡研学生(M1)、加藤特任教授、原研究補佐員
沼津河川国道事務所 副所長(技術)中村一郎,
流域治水課 課長 竹内昭浩、建設専門官 中田篤史
河川管理課 課長 渡辺昭彦、専門職 長縄 剛
伊豆長岡出張所長 宮城孝昌、沼津河川出張所長 瀬島英旗
2023年8月31日-9月1日 R5 第3回夏期合同観測
目的
- 河床構造の変化と水生昆虫の関係;狩野川上流から中〜下流にかけて候補地の検討.
- 放水路上下流の河床構造と流れの現場での意見交換.
- アユの産卵に関わる現場観察、狩野川上流から中〜下流観測地点における河床微生物群集のDNA解析
①2023年8月31日 知花先生による説明から合同観測スタート
②大場川合流付近観測 35°04’32.0″N 138°55’21.0″E – Google マップ
③日守第一樋菅付近観測 35°04’06.0″N 138°55’26.0″E – Google マップ
④来光川(柿沢川)合流上流側観測 35°04’10.0″N 138°56’12.0″E – Google マップ
2022年10月13日 狩野川現地視察会・14日 研究発表会
河川生態学術研究会 狩野川現地視察会
10月13日『令和4年度 河川生態学術研究会 狩野川現地視察会』があり、委員会から17名、国土交通省から12名、事務局から11名、研究メンバーから11名の合計51名で現地視察会を行った。翌14日に日本大学国際関係学部において研究発表会を行い、質問やアドバイスを多くいただいた。
【10/13 現地説明】
日守橋付近にて 『メダケの繁茂と河川形態について』1.徳岡先生による説明
『メダケの繁茂と河川形態について』2.知花先生による説明
国土交通省沼津河川国道事務所伊豆長岡出張所にて 『河川工学の観点からみた狩野川の特性について』知花先生による説明
『シミュレーションによる洪水時の動態について』森先生による説明
『河川形態と微生物群集について』加藤先生による説明
伊豆の国市墹之上側からみた放水路
放水路河口にて 『内浦湾の陸生堆積物と軟体動物について』佐藤先生による説明
『内浦湾のアユの生態について』日下部先生による説明
狩野川河口 びゅうおにて 『駿河湾の一次生産について』岩田先生による説明
『対岸(我入道浜)における微小生物の動態について』塚越先生による説明
【10/14 研究発表会】
『狩野川水系の水質』宗林先生による発表
『放水路上下流における流れのレジームの可視化』森 先生による発表
『微生物から見た狩野川』加藤先生による発表
『狩野川水系内における水生昆虫の移動分散評価』東城先生による発表
2022年8月29日 R4狩野川中流域 第2回夏期合同観測
狩野川中流域に置いて河畔植生と河道、河床構造との関連を明らかにするための合同観測
河畔植生と河道並びに河床構造との関連をメダケとオギの分布に着目して、日守橋(河口より13km)付近と宗光寺(20.0km) で合同観測を実施した. 前者では両種が離れて分布し、後者では同一箇所で競争するように聖域している特徴があり、これらから生育箇所の河道における位置や土壌特性と分布との関係を明らかにしようとしている。
メダケの伐採後にはクワモドキが繁茂し、またいずれの現場でもメダケなどの植物の上はクズやアレチウリやなどがすっかり覆っていた. 観測からメダケは、掃流力(Tau)と共に無次元掃流力(SDI,堆積速度)の両者が大きな値を取るところに分布しやすいのではないかという仮説が想定されるのではないかなどと議論された(ほんとか?)。メダケとオギの地下茎を支える土壌の組成や粒径、また含水率などとの関係が、成因と結果の両方の観点から注目される.
1.日守橋周辺(塚越教授撮影)
日守橋下流側(河口より13km付近)
堆積物には砂に礫が混じる
日守橋 遠景
メダケ群落
中洲の宿物群落の中を調べる知花准教授と徳岡准教授
群落内の土壌を見る
狩野川 右岸
松原橋上流側右岸の河畔植生.
2.放水路 珍野橋付近
放水路下流 珍野橋(江浦湾河口よりやく1.3km地点)付近で 河床粒径の測定、堆積物の観測とサンプリングを行った. 海水は珍野橋上の長岡隧道口付近まで遡上することが知られており、観測地付近でプール状に溜まった水も高いpH値(8.11)と電気伝導度1,410mS/m)を示した。あゆの遡上との関係でも興味ある環境であった.
3.狩野川宗光寺付近(河口より約20km)
この日最後の観測地点は、メダケとオギが接して分布する様子が観測できる
4.オマケ. 松原橋(河口より16km)付近
【参加者】
静岡大学:塚越教授、加藤名誉教授、徳岡准教授、村岡さん(M1)
(株)Blue Earth Security:森客員准教授
東京大学:知花准教授、五三さん(D2)
沼津河川国道事務所:大場調査課長、岩越専門官、前島様
2022年8月4日 駿河湾一次生産力の測定
駿河湾一次生産力の測定
沼津港沖合で突然雷を伴う豪雨雨となったため観測中止(静岡市ではこの時晴天). 無事で何より!9月の再観測の計画あり.
【参加者】山梨大学:岩田教授、平澤さん(M1)
2022年8月3日 江浦湾 海底堆積物の観測
江浦湾 海底堆積物の観測
黒色堆積物の観測並びにサンプリング、嫌気環境からいつも採取され、共生細菌が見つかっていないニッコウガイ科二枚貝類について鰓組織のTEM観察と微生物DNAの検出を試みる
【参加者】静岡大学:佐藤教授、中村さん(D3)、松田さん(B4)