広域生態学研究室では，リモートセンシングという技術を用いて農林業に役立つ情報を抽出するための研究を行っています．

リモートセンシングとは，対象物に触れることなく，離れたところから物体の形状や性質などを観測する技術です．作物や樹木，土壌や大気といった様々な物質による太陽光の反射や，物質そのものからの熱放射，センサから発射したマイクロ波の反射などを計測し，物体ごとの電磁波の反射・放射特性（分光特性）を利用して，物体の特性を評価しています．

手持ち，ドローンに搭載可能な測定器の開発，計測結果の解析や，人工衛星などに搭載されたセンサによる測定結果の解析を行っています．