2019年
From Monday 2 Dec till Wednesday 11 Dec three students from National University of Singapore will join us at Shizuoka Campus.
They will give presentation and have a meeting with our Dean on 3 Dec. On 4 Dec they will visit our president.They will enjoy a session at O-CHA Plaza with a tea instructor. They will be among the audience at our department’s students presentation afternoon on Thursday. We will go to Yamaha Harmony Plaza and Shiseido Art House on Friday 6 Dec. If you want to join us, please do not hesitate. You can just come and see them. However, if you want to go on the excursion on Friday, make contact with me well in advance. It will be free of charge, but the seats on the bus are limited.
2018年5月28日 ボン大学day
ボン大学から静大に来て一年間を過ごしている留学生たち&放送大学の鈴木さんと楽しい時を過ごしました。
2018年2月19日 Thai cuisine day with Sa-i
タイからの留学生サーイさん、修士を終えた鈴木さんと一緒に買い物に出掛け、green curryとシークロン・トード・グラティムを作ってもらいました。美味しい!green curry は、日本のスーパーで売っているどのペーストが良いのか教えてもらったので、その後我が家の定番になっています。B君がこれほど気に入って新たに取り入れる料理は久しぶり。
2017年12月4日から13日 シンガポール国立大学の学生さんたちを静大に迎えました。
12月5日(火)4,5コマ目。presentations
12月7日(木)Excursion 参加したい人は是非鈴木に連絡してください。掛川の資生堂アートハウスと掛川城を訪れるチャンス!
2017年6月15日10:20~11:50 松岡和子先生講演会
静岡大学静岡キャンパス 大学会館ホール
今年もお招きしています!毎回好評の松岡和子先生による「シェイクスピアの翻訳と舞台」講演会のご案内です。予約不要。どなたでもどうぞおいでください。
松岡和子先生の『深読みシェイクスピア』(新潮選書)も、山崎努『俳優ノート』(文春文庫)もオススメです。
本を読み、さらに、著者にお話をお聞きするとそうか!とたいへん納得できることがあるものだと思いますが、今回は『リア王』がなぜ「歓ばしい悲劇」と言えるのか、お尋ねし、お答えいただくという幸運に恵まれました。
2016年10月7日18:00~20:00
声にだしてよむシェイクスピア
『オセロー』進行役 宮城嶋遙加さん(静大人文4年かつ2016年2月~3月SPAC公演『ロミオとジュリエット』でのジュリエット) 解説 鈴木実佳
松岡和子先生訳の『オセロー』から、読む部分を抽出し、宮城嶋さんと共に準備しました。女優さんと共にこのような仕事ができることは、大きな喜びです。–その作業をやってみると、自分でテキストを読むのとも、観客席で演劇を観るのとも違った発見がありました。たとえば、エミーリアのwitness(目撃し、話をきいて、あとで真相を明かす)の役割がたいへんよくわかりました。朗読のために選んだ部分のオセローとデズデモナの二人の会話がずっと続く部分で、エミーリアのセリフが突如現れるという箇所があり、範囲を区切ってテキストを見るみなさんには、エミーリアが舞台にいるというト書きがそれに先立つページにあるということをお伝えする必要がありました。エミーリアは、デズデモナのお世話をしている女性なので、黙ってそこにいるというのが当然と言ったら当然なのですが、同席しているけれども、セリフのないままでいる(目撃者である)ことが続くということ、単にテキストを読んでいるだけではわからなかったことでした。
今回のイベントでは、宮城嶋さんに、朗読版と演劇版をやってほしいという、贅沢なお願いをしました。朗読はテキストと読み上げる人間の間でつくる静的な関係、演劇は俳優がつくる生きた場、と思ったら、そうではなかった!朗読は声だけが頼りなので、声にすべての思いをこめて、演劇は所作や視線や、声以外の伝達手段があるので、声の使い方だけを比べるとしたら、朗読のほうが表現がもりこまれたものになる、とのことでした。実際に双方を実演してもらい、堪能しました。
この日は、小学生から既にご退職された方まで、そしてこのようなイベントは初めてという方から、「常連」的な方まで、多様な方々がお集まりくださいました。次は、デズデモナを割り当てられるか、あるいはオセローか、イアーゴーか、とどきどきしながら、他の人が読むのを聞き味わい、そして自分のパートにはいりこむということを、それぞれがしているように見受けられました。途中、共通A棟の玄関をチェックしにいくという雑用をやりましたが、玄関から帰ってくるときに、なかなか素敵な状況を体験しました。18時からのイベント、そして日の暮れが既に早くなっている10月のことですから、外は暗くなり、廊下の照明はおちていて、暗い廊下の先に、小さな教室から明かりがもれています。そこから、朗々としたオセローの声が聞こえてくる、暗闇と明かり、静寂と朗読のコントラストがくっきりとして、愛情と猜疑、a fair and a Moor, 栄光と悲劇の芝居にまさにぴったりの情景でした。
2016年7月7日10:20~11:50 人文B棟401 翻訳家松岡和子が語る シェイクスピアの翻訳と舞台
翻訳家のお話しを聞いてから観たらきっと芝居はもっと面白い! 舞台芸術・翻訳・言語表現シリーズ4
2016年7月31日にグランシップで上演される”子供のためのシェイクスピア”『オセロー』に先立ち、翻訳家&演劇評論家の松岡和子氏においでいただき、シェイクスピア劇翻訳にまつわるお話しをしていただきました。『オセロー』は、「信ずるべき人を信じられなかった人の悲劇」であるということでエッセンスをとらえ、シェイクスピアが使った原話には、「嫉妬」が1度しかでてこないこと、デズデモナをたいへん若い女性であると考えると、彼女のあまりに無邪気なお願いが腑に落ちること、それで翻訳の言葉もかわってくるということなど、芝居の言葉、ストーリーの展開、テキストと役者と訳者について、今回もシェイクスピアの面白さ、そして翻訳家の仕事の深さと面白さを語ってくださいました。いつも熱意と楽しさが伝わってくるので、松岡先生にお話しいただいたあとは、知りたいこと、みたいこと、ききたいことが山のように生じます。