研究紹介

研究テーマとして,ディジタルスタイリングデザインに関する,3Dグラフィックス, およびそれに付随する様々な研究を行っています.

ディジタルスタイリングデザイン

デザイン現場にもディジタル化の波は押し寄せており,意匠デザインのためのCADシステムを開発するためには, 「美しさ」を定量化,定式化する必要がある.三浦研は世界に先駆けて,美しい曲線として「美的曲線」を定式化しており, それを面に拡張するとともに意匠デザインシステムを開発することを目標としている.





意匠デザイン

三浦研で基礎理論を確立した「美的曲線」をベースとして,自動車に代表される工業用意匠デザインに特化したCAGD(G:Geometric)システムを開発する.

リバースエンジニアリングと現物融合型エンジニアリング

リバースエンジニアリングとは、クレイモデルや、既に現物がある製品などの形状データを測定しそれをもとにCADデータを作成することである.本研究では点群より球面や円筒面などの解析曲面,さらには自由曲面を生成する.

現物融合型エンジニアリング

リバースエンジニアリングをさらに進めて,計測技術の進歩によって現物のデジタル化と設計・生産のディジタル情報とを統合的に活用する,新しいエンジニアリングが提唱されている.これを現物融合型エンジニアリングと呼ぶ.本研究ではCTデータより3Dモデルを作成する.

環境モデリング

ロボットに周囲を認識させ,より知的な振る舞いをさせるには,ロボットが置かれた環境に関する地図を作成する必要がある.本研究では,カメラやビデオから取得された画像や動画から3Dモデリング技術を駆使して、環境モデルを作成する.

物理シミュレーション

CGに物理学的なエッセンスを取り入れ,リアリティを追求する動きが盛んになっている. 自然現象をCGで再現するには,物理学に関する深い理解が必要である. 三浦研究室ではユビキタスな(身近な)問題に対して,機械科で得た知識から積極的にアプローチし, より活き活きとしたCGの世界を創造することに挑戦している.





三態シミュレーション

物質は気相,液相,固相の三態をとり,三者三様の姿を見せる.この現象をシミュレーションに取り入れ,CGの表現力や一般性を飛躍的に向上させる.

伝熱シミュレーション

熱はそれ自体では目に見えないが,物質に熱が伝わることで,様々な現象を引き起こす.シミュレーションに熱力学の要素を取り入れることで,熱による物質の変化をCGで表現する.

インタラクティブシミュレーション

ユーザがシミュレーションに対して積極的に関与し,視覚情報だけでなく様々な応答を返すことで,より直観的に環境を理解することができる.ハプティックデバイス(力覚提示装置)等を利用することで,ユーザとCGの新しいインタラクションを追求する.

紙のシミュレーション

紙を物理的・形状的側面から解析し,せん断・引張に対して紙が変形・破断するアニメーションを作成する.

GPGPU

準備中

知的光計測

準備中