コンテンツへスキップ

人文社会科学部 心理学コース

心理学コースは、静岡大学人文社会科学部社会学科のなかの1コースです。
静岡大学人文社会科学部社会学科では、2年進級時にコースが決定されるので、心理学コースには学部2年生から4年生が所属することになります。例年は、各学年およそ10名から20名程度在籍しています。

 

カリキュラム

 心理学コースとしての本格的な授業は2年次から開始されますが、1年次にも心理学関連科目として、「心理学概論」「臨床心理学概論」「社会心理学概論」「統計・データ解析Ⅰ」の受講が望まれます。2年次から4年次にかけて、専門科目を本格的に受講することになります。

 具体的には、心理学の専門領域に関する講義系科目「神経・生理心理学」「知覚・認知心理学」「学習・言語心理学」「社会・集団・家族心理学」「感情・人格心理学」「障害者・障害児心理学」「発達心理学」「心理的アセスメント」「心理学的支援法」 「コミュニティ心理学」「健康・医療心理学」「福祉心理学」「教育・学校心理学」「司法・犯罪心理学」「産業・組織心理学」「精神疾患とその治療」、演習系科目「社会心理学演習」「臨床心理学演習」、心理学の研究法に関する「心理学研究法」「心理学実験」、公認心理師科目「公認心理師の職責」「関係行政論」「心理演習」「心理実習」などが開講されます。

 3年への進級時には、卒業論文執筆のためのゼミ(指導教員)を決定します。そして4年までの2年間、3回の中間発表会を経て、卒業論文の完成を目指します。

 カリキュラムの詳細については、下記静岡大学人文社会科学部のページを参照してください。

心理学コースの教育
主な講義科目(心理学コース)
心理学コース履修モデル

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

進路・資格

 卒業生の多くは、公務員や民間企業へ就職しています。また、大学院への進学者もあります。
 なお、社会学科心理学コース(および臨床人間科学専攻臨床心理学コース)のカリキュラムは、公認心理師(国家試験受験資格)に対応しています。ただし、これはあくまで希望者へのオプションとして位置づけられるものであり、公認心理師カリキュラムの履修は必須ではありません。公認心理師の取得は想定していないが、自身の興味関心に基づいて心理学を学びたいという学生も歓迎します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

受験にあたって

 心理学は、「こころ」という非常に曖昧な対象を、科学的に扱おうとしている学問です。そこでは多面的なアプローチが必要とされ、それは同時に「多様な知識や能力を持つことが望まれる」ということも意味しています。少なくとも、文献講読やレポート執筆のための「日本語」「英語」の語学力はもちろん、(高校までの主要5教科で言えば)「理科」「社会」「数学」に該当する知識も、ある程度は必要となります。

 心理学コースへの進級を希望する人には、心理学のさまざまな研究領域はもちろんのこと、心理学以外のさまざまな学問、そして学問以外のさまざまな事象にも興味を持ち、積極的に学ぶ姿勢、すなわち「旺盛な知的好奇心」を期待しています。

学部入試のページへ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・