佐治研を希望する学生へ

求める学生像

佐治研究室では、情報学部で学んできた内容を総合的に用いながら研究を進めています。必要な知識・技術は適宜勉強しつつ、興味のある分野について自ら取り組み、専門性を高めていきます。また、公の場での発表(学会、関連企業など)にも取り組みます。
そのため、自主性や積極性を持ち、コミュニケーションに前向きな学生を求めています。
また、研究室では大学院進学を推奨しています。研究に前向きに取り組める人材は大歓迎です。

研究室での活動方針について

学部3年生の学習内容

3年後期は、佐治先生主体のゼミ(講義名:情報科学演習)、学生主体の画像処理アルゴリズム演習(通称:B3ゼミ)に参加します。
C++やPythonを用いてシステム作成する場合が多いため、プログラミング技術も同時に学んでいきます。
B3ゼミでは最終成果発表として、上級生を交えた報告会を行います。

学部4年生の学習内容

4年前期は、毎週の研究室ゼミに加え、画像処理関連の書物を読む勉強会で種々の基礎理論や基礎技術を習得します。
後期は、各自研究テーマを絞り込み、画像処理・解析システムを作成し、学会で発表していただく予定です。
例年、最低でも一人一度は学会発表に行きます。

修士以降の研究活動

修士課程以降では研究活動を通じ、専門性を高めるのはもちろん、社会課題の解決に向けたプロジェクト型の実践研究に挑戦してもらいます。具体的には、

  • 産学連携や自治体との共同研究を通じて、実社会のニーズに直結したテーマを扱い、研究成果を社会実装につなげる
  • 学会発表・論文投稿を積極的に行い、自らのアイディアを国内外に発信することで、グローバルな視点を養う

を目指し、日々取り組んでいただければと考えています。
こうした多角的な取り組みによって、「研究者としての深い知見」と「実社会を動かす実践力」の両方を兼ね備えた人材を目指します。