/ 9月 1, 2020/ ニュース

理学部数学科の内部質保証活動の一環として、以下の授業アンケートを実施しました。

対象者
数学科学部生, 修士の大学院生(175名)
実施期間
2020/8/12(水)14:30〜19(水)24:00
説明文
新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年度後期の理学部数学科の授業は、原則としてオンデマンド形式の在宅授業を継続せざるを得ない現状です。数学科の教員にとってもオンデマンド形式の授業を実施するのは、この前期が初めてのことでしたので、皆さんにとって学習を進めにくい点もあったかと思います。後期に向けて、オンデマンド形式の授業を少しでも改善するために、以下のアンケートにご協力ください。建設的な意見をお待ちしています。このアンケートの締め切りは、8月19日(水)24:00です。匿名での回答になりますので、アンケートの記入内容でみなさんが不利益を被ることはありません。複数回回答いただいても構いません。ご協力よろしくお願い致します。
設問1
前期に数学の在宅授業を受講した際に, 困った場面をなるべく具体的に教えてください. (自由記述)
設問2
数学の在宅授業について, 取り入れてほしい工夫があれば, ご提案ください. (自由記述)
回答件数
63件

数学科学部生、修士大学院生の皆様におかれましては、アンケートへのご協力ありがとうございました。みなさんから非常に建設的なご意見をお寄せいただきました。教材の質に関するご指摘、質問受付・課題提出に関するトラブルのご報告、動画・音声・練習問題など教材の種類に関するご要望など、教員側として参考になるご意見ばかりでした。いただいたご意見は、数学科の全教員に共有して、後期の授業改善に活用させていただきます。今後もお気づきの点がありましたら、授業担当教員に直接、あるいは、内部質保証委員(2020年度足立)や理学部COVID-19対策サイトの質問箱からご意見をお寄せください。

なお、在宅授業で困った点として、学習ペースがうまく作れなかったという声を多数お寄せいただきました。教員側でも教材配信の工夫などは試みたいと思いますが、この点に関しては、学生の皆さん自身での工夫もお願いしたいと思います。そこで教員側からのお願いをいくつかさせていただきます。

その日の授業はその日のうちに。
在宅授業とはいえ、対面授業と同じ内容をカバーしていますので、毎回の教材の学習には、対面の場合と同様に90分間以上かかる場合がほとんどです。あとでまとめて勉強しようとすると大変なことになります。当日の授業資料の勉強は翌日に持ち越さず、その日のうちに90分間以上の勉強をしましょう。
時間割に合わせた生活をしましょう。
オンデマンド形式の教材はどの時間にも勉強いただけますが、一部の授業の対面指導・オンライン指導・レポート提出は、公式の時間割に基づいて行います。今後のコロナウイルスの感染状況によっては、対面指導科目が増えること(あるいは残念ながら減ること)もありえます。その点を念頭において、授業以外のスケジューリング(アルバイト等)を行ってください。教員側としては、勉強のペースを作る意味でも、公式の時間割通りに勉強することをお勧めします。
遠慮せずに質問しよう。
どの授業も、授業トピックやメール等で必ず質問を受け付けています。たとえ対面であっても、数学は一見するだけでの理解は困難なものです。ましてや在宅での学習になります。不明な点は、その都度質問をしましょう。みなさんの質問に答えることは授業担当者の職務ですから、質問を遠慮しないで下さい。なお、数学科専任教員のメールアドレスは、理学教員一覧からご確認いただけます。また、大学教育センターのページからも連絡を取ることができます。ただし、例えばメール等を経由しますので、質疑応答が噛み合わなかったり、教員側の返答が遅くなる場合もありえます。授業担当者との連絡がうまく行かない場合は、教務委員(2020年度依岡)もしくは理学部COVID-19対策サイトの質問箱にご相談ください。

なお、後期については、数学の対面指導の機会を前期よりも増やせる見込みです。対面指導の機会もご活用いただければと思います。

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