浜松 原木調査🍊

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こんにちは!静大みかんクラブです!夏休みに白柳ネーブルの原木調査を行いましたので報告をします。

静大から高速を使って車で約1時間、白柳ネーブルが初めて作られたとされている、浜松市北区細江町近辺にたどり着きました。この周辺にはみかんの木と思われるものがたくさん植えられていました。

もともとはJAやみかんの直売所を訪れ、話が聞ければなと思っていたのですが調査を行った日が土曜日だったということもあり、どこも営業していませんでした。

何の収穫もなしに帰るわけにはいかなかったので近くの農園でなんとか話を聞けないかと車を走らせ、お話を聞かせてくださる農家さんにたどり着くことができました。中村農園さん、本当にありがとうございました。

以下にお話しいただいたことをまとめます。

白柳ネーブルとはワシントンネーブルの枝苗からできたものであり、とても大きな実がなる品種です。白柳ネーブルは、そのまま食べても美味しく根強いファンがおりますが、加工されることが多くなりました。ジュースやママレードとして、また香りが良いため、皮をお風呂に入れ、香り付けとしても使われるようです。しかし近年、白柳ネーブルの生産量は減少しているようです。理由として、栽培の管理が難しさ、潰瘍病になりやすいこと、皮が厚く食べるのに手間がかかり需要が落ちてきていることが挙げられます。また生産をする農家も減少傾向にあり、希少性が高くなっているため市場性が下がっている、安定した販売量を出すことができないなど生産者側の難点も聞かせていただきました。市場に出ていて、私たちがよく口にするような品種は、我々の需要に合わせて作られているということを再確認することができました。協力いただいた加茂敏彦さん、中村吉邦さん、本当にありがとうございました。

また訪問をした日は、中村農園さんでかき氷販売の最終日でした。原木調査を行ったメンバーみんなでいただきました。様々な柑橘類が使用されていてとてもおいしかったです。