イベント名:お手軽体力チェック会(楽しい体力測定とニュースポーツトライアル)
日 時  :令和6年度 9月15日(日) 13:00~15:00
気象 :天候 晴れ 気温 24.9±0.5℃ 湿度 62.7±0.2% WBGT 21.3±0.4℃
場所:静岡大学(教育学部I棟2階)
参加人数:男性15名  女性8名
      大人20名  子供3名(10代未満3名)  計23名
学生補助:男性5名  女性7名            計12名

【イベントスケジュール】
12:30 受付開始
13:00 体力チェック会
    1.タオル引き対決
    2.タオルスイング
    3.数当てキャッチボール
    4.体の柔らかさチェック
    5.立ち上がりテスト
14:00 思考型ニュースポーツと体力チェック体験
    1.モルックルールを覚えて的あて加算思考ゲーム、
    2.ペタンクのルールを利用した的寄せ思考ゲーム
15:00頃 イベント終了

【イベントの目的】
様々な世代・地域の方々が手軽な体力チェックにより必要な体力を理解し、今後も楽しみながら継続して自身の体力と向き合うための機会を提供することに加え、ニュースポーツやイベント全体を通じて地域住民のウェルネスとコミュニティー促進を目的とした。

【イベント内容】
イベントは大谷・小鹿まちづくり推進課の協力のもと静岡大学(杉山研究室)が開催した。
イベント前半では各体力についてお手軽にチェックすることができる種目を設定し、参加者自身の体力レベルを知るとともに、今後自宅でも継続できるトレーニング方法などを提供した。また、体力を確認する手段をテストではなくゲーム形式で行うことで体力テストを楽しむための工夫も行い、参加者からは勝負しながら笑顔でテストを行う様子が伺えた。さらに、それぞれのテストによって測定することができる体力要素や日常動作との繋がりを知ってもらうため、視覚的な理解を促す図1のようなポスターを作成するなどの工夫も行い、「お手軽かつ楽しむ」だけではなくテストや体力の意味を理解する機会を提供することができた。イベント後半ではニュースポーツのモルックとペタンクを行った。ともに投げる動作を用いるスポーツであるが前者の場合は自チームの得点配分の管理。後者の場合、自チームの得点確保と同時に相手チームの得点阻止につながる場所選びといった投げるための思考をチーム単位で行わせることを狙いとして投げる意図が異なる種目を採択した。両種目は作戦が重要であるため、各チームでねらいや投げるボールの順番などについて話し合う様子が多く伺えた。このことから、年齢性別関係なく誰でも楽しむことができるニュースポーツを通じて参加者のウェルネスの意識向上とコミュニーティー機会を図ることができたと考えられた。

【イベントを通して】
本イベント終了後に参加者から「定期的に企画してほしい!」など今後のイベントを企画する上で貴重な意見を得ることができたが、改善点も浮上した。ニュースポーツではルール説明や集計などで時間をかける必要があったため、主催者側が準備したゲーム数を行うことができなかった。また、体力テストにおいても参加者の各種目への誘導や時間配分など改善の余地があった。以上のような経験を踏まえ、今後のイベントで参加者の方々に運動に触れる有益な時間をより多く提供していけるように計画していきたい。また、本イベントは参加者も友人、家族などにイベントを周知してもらうため、各町内会のイベントに本スタッフがサポート等に出向いた。その効果もあり、多くの参加者を迎えて実施することができた。今回新たにできた地域の方々との繋がりを大切に、今後さらに大谷・小鹿周辺のウェルネス、コミュニティー、モビリティーおよびエネルギー課題に貢献していきたい。

ストレッチポールを使い柔軟をする様子

タオル引き対決をする様子

事前に配布したチラシ