鈴木(淳)研究室
研究分野
統計力学、可積分系、数理物理、非線形物理etc
ゼミの形態
輪講を主にするが、数値計算または数式処理など、
コンピューターを使った計算もやってもらう予定。
テキスト
以下の中から選ぶ予定。
量子力学の数学的基礎 , フォンノイマン (みすず)
Chaos in Classical and Quantum Mechanics, Gutzwiller (Springer)
Stochastic Process in Physics and Chemistry, van Kampen
ソリトンの数理 岩波応用数学18 三輪、神保、伊達
ホロノミック量子場 岩波現代数学の展開 4 神保
対象
力学(特に力学III), 量子力学、物理数学をマスターした上で
いろいろな分野の物理に興味がある人。
参考1
上のテキストはそれぞれ相当ハードです。
どれか一冊は必ず一度手にとって眺めてから、志望するかどうか考えて下さい。
参考2
輪講において一番大事なことは聞いている人を説得することです。
これは、正しいことを書いてある通りしゃべるのとは本質的に異なります。
テキストの式をすべてフォローするのはもちろん、
その内容を自分の論理で再構成しなれればなりません。
ですから、受動的な態度では勤まりません。
参考ホームページ
http://kyokan.ms.u-tokyo.ac.jp/‾yasuyuki/sem.htm
(数学大学院生に対するコメントですが、理論物理でも同じことがあてはまります)
参考3
自然は、(特に”よい”対称性のある系は)めげずにがんばる人には、時として、その美しい姿を一瞬現してくれることもあります。
一度それをみたら,もうやみつきになること請け合いです。
この喜びを共有したい人はぜひ参加してください。