熱力学は温度や体積、圧力といった少数の巨視的変数(熱力学量)の間に成り立つ一般的な関係を導く理論体系であり、さまざまな実験状況に応じた熱力学的諸量の間の正確な変換を与える。この極めて優れた現象論である熱力学を使いこなすことを目指す。
第1回(10/2) 授業を始める前の注意 ノート
第2回(10/9) 数学的準備 (偏微分、線積分 全微分) ノート
第3回(10/16) 積分因子、熱力学の用語(系、平衡状態、etc)、ノート その1、その2
第4回(10/23) 状態方程式、熱力学的な過程、内部エネルギー ノート その1、その2
第5回(10/30) 熱力学第1法則 ノート
第6回(11/6) 熱力学第2法則 ノート
第7回(11/13) カルノーサイクルとその効率 ノート
小テスト第1回目(11/20)
第9回(11/27) クラウジウスの不等式、エントロピーの定義 ノートその1, その2
第10回(12/4) 孤立系のエントロピー増大則、エントロピーの計算例 ノート
第11回(12/11) エントロピーの性質 ノート
第12回(12/18) 最大仕事、ヘルムホルツの自由エネルギー、エネルギー方程式、 ノート
第13回(1/8) ルジャンドル変換、熱力学的関数、化学ポテンシャル, 変化の方向、 ノート
第14回(1/15) 熱力学の応用(Maxwell面積則、化学平衡, 浸透圧) ノート