第18回しずおか哲学caféのご案内

サステナビリティセンターの後援で、第18回しずおか哲学caféを下記の通り開催します。
しずおか哲学カフェは、誰かが感じている疑問を、みんなで⽴ち⽌まって考える場です。
どなたでもご参加いただけます。お気軽にご参加ください。


・開催日 2022年2月5日(土)
・時 間 19:00~20:30
・場 所 Zoomミーティング(URLは申込みをされた方にお知らせします)
・参加費 無料
・申込み こくちーず(クリックすると申込画面へ移動します)
・問合せ 堂囿俊彦(学術院 人文社会科学領域)dozono.toshihiko[アットマーク]shizuoka.ac.jp

 

テーマ「将来世代に対する責任について考える」

国連は、2015年に、2030年までに到達すべき「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals=SDGs)」を定めました。さらに菅前首相は、昨年9月、2050年までに実質的に温室効果ガスの排出をゼロにするというカーボン・ニュートラル宣言を出しました。こうした動きの中で、将来世代のために責任をもって行動しようという機運も高まっているように思われます。
多くの人は、こうした変化を望ましいと考えるでしょう。しかし本当にそうでしょうか。例えばSDGsに対しては、企業などが環境に配慮している<ふり>をするための道具になっており、事態の改善をもたらしてはいないという批判もあります。(こうした<ふり>をすることは、グリーンウォッシュと呼ばれています。)
それでは、グリーンウォッシュを防ぎ、将来世代が人間らしく生きていける環境を実質的に維持するためには、どのような行動が必要なのでしょうか。例えば私たちが、SDGsを掲げる個人や組織が実際に何をしているのか、それによってどのような影響がもたらされているのかをより詳細に調べ、その結果に基づき慎重に行動していくというのはどうでしょう。もちろんこれに対しては、「そもそも自分が出会うことのない人たちのためにそこまでする必要はない」という意見もあるかもしれません。しかし十分な知識にもとづき慎重に行動することが「将来世代への責任」に含まれないのだとしたら、そもそも「将来世代への責任」はどのように果たされるのでしょうか。
今回の哲学カフェでは、広く受け入れられていると思われる「将来世代への責任」について、みなさんとあらためて考えてみたいと思います。(文責・ファシリテーター:堂囿俊彦)