「オスカール・ナカザト氏 講演会」を開催しました

7月6日(水)に、静岡大学浜松キャンパス佐鳴会館において、ブラジル独立200周年を記念してブラジル人作家オスカール・ナカザト氏の講演会が開催されました。 [開催案内

当日は、25名の参加者に加え、在浜松ブラジル総領事ガルシア・ アウデーモ氏もお見えになり、大変華やかな会となりました。
ナカザト氏の講演では、ブラジルへ移民した日本人の苦労と郷愁の想い、そして移民を差別なく社会に受け入れる寛容な心についてお話しがありました。

質疑応答の中で、聴衆の学生の多くがブラジル人児童への学習支援に従事していることが明らかになると、ナカザト氏からは、「工学部や情報学部の学生は、こうした社会課題などにはあまり興味を持っていないのではないかとステレオタイプを持っていたが、私が間違っていた。みなさん、すでに行動していますね。」と非常に嬉しそうに感想を述べられていました。
総領事も非常にお喜びになり、「ボランティアの学生さんを総領事館に招待します。コーヒーを飲みにきてください」と直々にご招待を受けました。