「ランチ de SDGs!」番外編 を開催しました

教育学部主催のフォーラムにおいて、『ランチde SDGs!番外編』を開催しました。

2022年12月4日(日)に、静岡県コンベンションアーツセンタ-グランシップで、教育学部主催、多職種・他機関連携連携プロジェクト、サステナビリティセンター共催のもと、第2回「VUCA時代における教育・医療・福祉等における多職種・他機関連携の在り方―多様性・多文化共生を基盤とした地域連携―」フォーラムが開催されました。午前中の基調講演に続き、午後には5つの分科会が開催され、分科会「教育・医療・福祉に関心のある高校生・学生の交流会」は、『ランチde SDGs!番外編』として開催されました。連携推進部門の安冨講師によるファシリテーションのもと、静岡市内の高校生5名・静岡大学の学生21名が、「SDGs、取り残されるってどういうこと?」をテーマに話し合いました。

最初に安冨講師が、SDGsの概要を説明し、さらに、自身の「取り残された」と感じたエピソードを紹介しました。その後、高校生と大学生からなる小グループで、自分たちの周りや日本社会で「取り残されている事例」を考え、紙に書き出しました。「待機児童」「PayPayを使えない高齢者」「左利きの人」「天然パーマの人」など、様々な意見が参加者から次々に出されました。次に、「誰も取り残さない社会」を実現するためのアクションプランを各グループで作成しました。ワークショップを通して、「待機児童と地域の高齢者をつなげる活動をしたい」、「LGBTQの当事者やみんなに来てもらえるカフェをつくるため、まずは実際にカフェを運営している大学生に話を聞きに行きたい」、「地域の外国人にどんなサポートが必要か直接質問したい」などのアクション・アイディアが生まれました。

ワークショップの終わりには、「楽しかった。グループで話すと、短い時間でも多様なアイディアがたくさん生まれると気づいた」、「こうした話し合いの場を自分でも作っていきたい」といった感想が参加者から聞かれました。

「誰も取り残さない社会」実現のため自分にできることや連携の可能性について参加者一人ひとりが考える有意義な時間となりました。