【静大×SDGs】「ESD・国際化ふじのくにコンソーシアム(P1)第3回シンポジウム」が開催されました

「複雑系の実践⇆制度のアプローチの枠組み~令和の教育にビルトインする~」と題し、「ESD・国際化ふじのくにコンソーシアム(P1)第3回シンポジウム」が2月26、27日の2日間にわたって開催されました。

▼参照URL
https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=8944

【静大×SDGs】大西利幸教授が研究成果を記者発表しました

2月24日、大西利幸教授(本学グリーン科学技術研究所/農学部)と高林純示名誉教授(京都大学生態学研究センター)が静岡県庁で記者会見し、植物の防御力を強化する配糖体の生体メカニズムを解明することに成功したと発表しました。

この研究は、サステナビリティセンターで支援した学内公募研究(R2-R3)にもかかわるものです。
大西教授の公募研究詳細につきましては、こちらをご覧ください。

▼参照URL
https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=8961

地域での再生可能エネルギーの導入・促進について学ぶフィールド研修を実施しました《第1回 浜松視察》2/21

 環境省「令和4年度 教育機関と連携した地域再エネ導入促進及び地域中核人材育成研修」による本学のフィールド研修が2月6日から3月3日まで実施されました。(フィールド研修の実施告知についてはこちらの記事を参照 https://wwp.shizuoka.ac.jp/sustainability-ctr/2023/01/31/saiene-kensyu/ )

 この環境省助成による再エネについて学ぶフィールド研修は全国15の大学で行われていますが、本学の研修では、ともにSDGs未来都市として早くから環境問題・温暖化対策に取り組み、再生可能エネルギーを活用した地域新電力事業を展開している浜松市および掛川市の現地視察と本学で再エネに関わる研究に取り組む研究室への訪問を実施しました。この研修の成果については、学生代表が3月10日開催の15大学が参加する全体交流会(オンライン)でプレゼンを行うこととなっています。

 この研修および成果発表の全体交流会のイベントレポートを4回に分けて掲載します。第1弾は2月6日・13日の事前学習(座学)を経て、2月21日に行われた浜松市の現地視察についてのレポートです

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 現地視察には、研修に応募した人文社会科学部、地域創造学環、理学部、農学部の1年生から4年生までの学生10人に加えて、総合科学技術大学院の博士課程の留学生4人(バングラデシュ、インドネシア出身)、そして事前学習で講師を務めた川瀬憲子人文社会科学部教授、サステナビリティセンターの堂囿俊彦センター長、板倉美奈子教育・アウトリーチ部門長が参加しました。

① 株式会社浜松新電力のヒアリング
 浜松市役所において、浜松市カーボンニュートラル推進事業本部のみなさんにも同席していただく中で、地域再エネ発電事業者である㈱浜松新電力の方から、浜松市のエネルギー政策、浜松新電力の取組みなどについてお話しいただきました。
 質疑応答では、学生は2回の事前学習でのレクチャーやグループワークでの準備の成果もあり、途切れることなく質問を出し、予定の時間を少しオーバーするぐらいに盛り上がりました。オブザーバー参加の留学生たちも堂囿センター長の通訳を介して質問をしていました。

② 須山建設株式会社のヒアリング
 須山建設㈱は浜松市の再エネ事業の中核的な存在ともいえるゼネコン業者で、ZEB(Zero Emission Building)化への取組みで環境大臣賞も受賞しています。ちなみに、須山建設訪問前に多くの学生がランチをとった浜松市役所庁舎に隣接する浜松城公園には、現在、NHK大河ドラマ「どうする家康?」の特設展示館が設置されていますが、この大河ドラマ館も須山建設㈱が施工したZEB化されている建築物であるとのことです。
 学生たちは、須山建設の社員のみなさんから、須山建設のZEBへの取組みやこのあと訪れる浜松・浜名湖太陽光発電所についての説明を受けたあと、改修時にZEB化した本社社屋を見学しました。

③ 浜松・浜名湖太陽光発電所見学
 浜松市は日照時間が全国トップクラスに長いため、太陽光発電の適地であるとされます。市による入念なゾーニング調査の結果、うなぎ養殖池の跡地に建設されているのが、浜松・浜名湖太陽光発電所で、浜松市中心部から車で30分ほどの浜名湖近くにある市の所有地にあります。この発電所の東半分(東発電所)を須山建設が運営しています。
 ここでは須山建設様のご厚意で、一般には立入りが禁止されているエリアにも入り、太陽光パネルに触ってみたり、パワーコンディショナー(直流を交流に変換する設備)の中も見せてもらったりしながら、担当者から説明を受けました。

* 視察とくにヒアリングの詳細については、第4回の成果発表の全体交流会のレポートでご紹介します。

浜松市役所
株式会社浜松新電力のヒアリング
須山建設株式会社のヒアリング
浜松・浜名湖太陽光発電所見学

【スタッフ活動報告】一家崇志准教授

静岡大学サステナビリティセンター・研究推進部門の一家崇志准教授が代表取締役を務めるAoi Gin Craft Technology 株式会社が「第21回しずおかビジネスプランコンテスト」の一般部門において、最優秀賞を受賞しました。

参照URL
https://www.b-nest.jp/bizcon/default.html

「静岡県企業脱炭素化推進セミナー」開催のご案内

「令和4年度 第2回 静岡県企業脱炭素化推進セミナー(主催:静岡県、公益財団法人静岡県産業振興財団)」が開催されます(3/14)。

第1部の基調講演に、水谷洋一教授(静岡大学サステナビリティセンター・カーボンニュートラル推進チーム)が講師として登壇します。
また、第2部「カーボンニュートラル取組サポート機関紹介ブース」に、カーボンニュートラル推進チームが出展します。

参照URL
http://www.ric-shizuoka.or.jp/carbon_neutral/20230208-1.html

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【静大×SDGs】フィンランド・オウル大学 「オンラインコラボレーションプログラム2023」開催のご案内

静岡大学国際連携推進機構・教育学部は、フィンランド・オウル大学と横浜国立大学の3つの大学合同で「オウルオンラインコラボレーションプログラム」を開催します。
参加者募集について下記リンクに掲載されました。

▼参照URL
静岡大学国際連携推進機構 ウェブサイト

【静大×SDGs】「学生応援!100円夕食プロジェクト」実施のお知らせ

静岡大学は、在学生を対象に「学生応援!100円夕食プロジェクト」を実施します(1/30-2/3)。

卒業生、保護者、企業の皆様からの寄附金(静岡大学未来創成基金)より支援し、学食の夕食メニューを安価に提供します。

▼参照URL
https://www.shizuoka.ac.jp/event/detail.html?CN=8808

▼SBS(静岡放送)のニュースで紹介されました
「500円程度のとんかつ定食や竜田丼を100円で学生に提供 170食がわずか10分で完売 静岡大学の100円夕食プロジェクト=静岡市」(静岡放送のWEBサイトより)

 

動画配信シリーズ「静大発!カーボンニュートラル研究最前線」第2回 を公開しました

このたび、中高校生向けの動画配信シリーズ「静大発!カーボンニュートラル研究最前線」の第2回 「微生物のチカラで環境浄化&発電!微生物燃料電池」(グリーン科学技術研究所/工学部 化学バイオ工学科 二又裕之先生)が静大TVにて公開されました。

https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/384/2918  

このシリーズは、静岡大学の教員が行っている研究の中から「カーボンニュートラル」に資する研究をピックアップし、そのエッセンスをお届けすることを目的としています。学生インタビュアーが“今”知りたい“生”の疑問を教員に質問する形式で制作されています。

第2弾は、微生物燃料電池の研究で国内外から注目されている二又裕之先生にお話を伺いました。研究内容に加え、先生の研究者を志すきっかけになったエピソードや研究の醍醐味、今後の展望などへの熱い想いも織り交ぜた約30 分の動画となっています。

ぜひご覧ください!

地域での再生可能エネルギーの導入・促進について学ぶフィールド研修を実施します

このたび静岡大学は環境省による「令和4年度 教育機関と連携した地域再エネ導入促進及び地域中核人材育成研修」プロジェクトに基づくフィールド研修を実施することとなり、1月18日に本事業の事務局を担当する「しんきん地域創生ネットワーク株式会社」と委託契約を締結いたしました。

本事業は地域の再エネ事業を担う次世代中核人材の育成、地域と大学との連携促進、参加する大学生間のネットワーク構築を目的として、全国各地の15大学がそれぞれフィールド研修を実施するもので、本学研修はサステナビリティセンターが研修の企画・運営を担当します。

本学のフィールド研修には、地域創造学環、人文社会科学部、理学部、農学部の1年生から4年生まで10名の学生が参加。2月に事前学修、浜松市・掛川市の再エネ発電事業に関わる行政・企業に対するヒアリング・現地視察、成果のとりまとめなど全6回にわたり研修を受け、3月には他の大学の参加者とともに成果発表会に臨むことになっています。

また、浜松・掛川での現地視察には、創造科学技術大学院において研究に取り組む国費留学生等4人もオブザーバーとして同行し、学生とともに両市での取組みなどを学び、見聞を深めることになっています。

そして、この研修では、責任者の板倉美奈子教授(サステナビリティセンター・教育・アウトリーチ部門長)をはじめ、川瀬憲子教授(人文社会科学部経済学科)、水谷洋一教授(地域創造学環・サステナビリティセンター・カーボンニュートラル推進チームリーダー)、堂囿俊彦教授(人文社会科学部・サステナビリティセンター長)が事前学修や視察の引率などを担当します。

この研修や成果発表会の様子などは3月に本HPでレポートします。