【静大×SDGs】「佐鳴湖いきもの交流会」開催のご案内

 

 

静岡大学のSDGsに関連する取り組みのご案内です

静岡大学 地域連携応援プロジェクトは「佐鳴湖プラットフォーム形成支援」行事として、2021年度に引き続き、「佐鳴湖いきもの交流会 〜佐鳴湖で、いきものと向き合う〜」を開催します。佐鳴湖周辺のいきものとどう向かい合っていけばよいか、考えてみましょう。

日 時:2023 121日(土)10001600
会 場:静岡大学浜松キャンパス 共通講義棟21教室
参加費:無料
対 象:佐鳴湖といきものに関心のある方ならどなたでも

内容・申込方法・問合せ先等の詳細はチラシをご覧ください。

参照URL:静岡大学 地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門HP
https://www.lc.shizuoka.ac.jp/project_support_progress00060.html

【スタッフ活動報告】堂囿俊彦センター長

堂囿俊彦センター長が、2022年12月22日に開催された、「カーボンニュートラル実現に向けた大学等コアリション*地域ゼロカーボンワーキンググループ会合において、静岡大学の取り組みを発表するとともに、分科会の進行・報告役を務めました。

発表では、昨年学内に設置された静岡大学カーボンニュートラルワーキンググループの設立経緯や活動状況を中心に、サステナビリティセンターの活動、さらにはカーボンニュートラルに関する地域連携の状況について報告されました。また、分科会では、「大学内での取組意識や横断連携をいかに醸成するか」というテーマのもと、事務職員と教員間、異なる学部に属する教員間の連携をめぐる状況や、「顔の見える関係」を構築するための具体的な取り組みに関して情報交換・意見交換が行われました。

*「カーボンニュートラル実現に向けた大学等コアリション」
令和3年7月に、文部科学省、経済産業省、環境省による先導のもと立ち上げられた組織です。コアリション内に設置されたWGのうち、静岡大学は地域ゼロカーボンWGおよびイノベーションWGに参加しています。
・コアリションサイト:https://uccn2050.jp/

 

 

「第13回 しずおか倫理カフェ」開催のご案内

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静岡大学サステナビリティセンター後援イベント開催のご案内です。

しずおか倫理カフェ」は、在宅療養のもやもや事例などを話し合う場です。今回は「終末期にある患者の家族から治療の可能性について相談されたとき」について話し合います。ぜひご参加ください。

・開催日 2023年1月24日(火)
・時 間 19:00~20:30
・場 所 zoomミーティング
・対象者 県東部地域において、在宅医療に関わっている専門職
(定員に余裕がある場合には東部地域以外の方も参加できます)
・定 員 20名
・申込み https://forms.gle/tEZJKTnM11x6iBFH7
・問合せ office@npo-humancare.jp

「第10回 ESD国際フォーラム」を開催しました

≪英語版はこちらからご覧いただけます≫

11月24日、SDGs/ESD推進を掲げた海外協定大学等4か国計6大学のコンソーシアム「JPTI6 Sustainable Development Consortium(以下「JPTI6 SDC」)」で、「第10回 ESD国際フォーラム」をオンライン開催しました。

フォーラムは、幹事校のタイ・シーナカリンウィロート大学(SWU)、ブラパー大学(BUU)学長らの開会の挨拶で始まり、本学の塩尻信義理事(教育・附属学校園担当)が、フィリピン・マリアノマルコス州立大学(MMSU)、インドネシア・ガジャマダ大学(UGM)の学長らとともに、ESD国際フォーラム・JPTI6 SDCへの期待と意気込みを語りました。

午前の部は、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)による基調講演に続き、4つのテーマ(Transformative Education, Post-Covid, Gender Equality, Affordable/Green Society)を掲げたパネルセッションで20の発表が行われ、参加大学での取組や共通の課題・関心について意見交換を行いました。
静岡大学からは4名の教員が各自の取り組みや研究を紹介し、1名がテーマのモデレーターを務めました。
午後は、ブラパー大学による基調講演に続き、午前の各セッションでの発表のまとめと考察を各モデレーターが紹介し、無事に閉会式が執り行われました。

このESD国際フォーラムを含め、「JPTI6 SDC」が今後も様々な取組のプラットフォームとして活用されることが期待されます。

【JPTI6 SDC -JPTI6 Sustainable Development Consortium-】
「ESD国際フォーラム」を通じて教育学部教員を中心に重ねてきた複数の海外大学との研究・教育交流の実績をもとに、テーマの拡大による組織間交流の一層の発展可能性を期待して、2021年12月に結成しました。

 


各大学の代表(上から2段目左:塩尻理事)および発表者・モデレーターの皆さん


フォーラムプロシーディング

Post-Covidモデレーター:ヤマモト ルシア 教授


Transforvative Education 発表:吉田 寛 教授


Post-Covid 発表:永田 正樹 准教授

Gender Equality 発表:池田 恵子 教授

Affordable/Green Society 発表:望月 美希 助教

 

☆本投稿の掲載元:静岡大学ウェブサイト内「News&Topis -新着情報・お知らせ-」https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=8757

 

「大学生交流フェスタ」が開催されました

静岡大学サステナビリティセンターは、12月4日に開催された「大学生交流フェスタ」を後援しました。

このフェスタにおいて、静岡大学からは、工学部電気電子工学科学生チームが発表を行いました。チームをサポートした太田諭之さん(静岡大学 技術部 )、ヴァレリ・ウィルキンソン先生による参加レポートを掲載します。

 

展示ブースにて来場者の方々に説明する学生

フェスタの全景

ステージイベント「浜松学院大学CSSC×静岡大学EEEプレゼンテーション「SDGsプロジェクト」」でSDGsに関するポスタープレゼンテーションを行いました

 

≪日本語≫

「わが町浜松 浜松大学学生交流フェスタ2022」に参加しました

2022年12月4日、ソラモ(遠鉄百貨店新館と本館の間の通路)で「わが町浜松大学生交流フェスタ2022」が開催されました。主催は浜松市立大学地域貢献ネットワーク(浜松学院大学・常葉大学・静岡文化芸術大学・浜松医科大学)、後援は静岡大学サステナビリティセンター 等です。このイベントは今回で2回目です。静岡大学代表は初参加となります。

フェスタでは、さまざまな「ステージイベント」や「体験型デモンストレーション」を行うブース、販売ブースで構成されていました。静岡大学と浜松学院大学は提携して展示ブースを主催し、SDGS ポスターに関する来場された一般の方や当日取材された静岡大学テレビジョンの記者の方の質問に答えました。

ステージイベントでは、静岡大学工学部電気電子工学科学生チームが浜松学院大学(HGU)のCSSCクラブと組んで、浜松市のSDGs(Sustainable Development Goals; 持続可能な開発目標)の取り組みについて30分間プレゼンテーションを行いました。

プレゼンテーションでは、電気電子工学科の学生が SDGs の 17 の目標のうち 6 つの目標を選び、浜松市が取り組んでいることについてプレゼンテーションで発表しました。 「#4 質の高い教育」では、「はままつ人づくり未来プラン」についての話がありました。また、「#1 貧困をなくそう」では、「子ども食堂」の取り組みについて発表しました。浜松学院大学のカレッジ・スチューデント・サービング・コミュニティ・クラブ (The College Students Serving Communities (CSSC) Club)は、SDGS への個人的な取り組みについて個別に話し合い、イベント参加者や一般の方へ私たちの目標を達成する方法を見つけるよう促しました。

 

≪English≫

Participated in “My Town Hamamatsu University Student Exchange Festa 2022”

On December 4th, 2022, “Our Town Hamamatsu University Student Exchange Festa 2022” was held at Soramo (the passageway between the Entetsu Department Store New Building and the Main Building). The event is sponsored by the Hamamatsu City University Community Contribution Network (Hamamatsu Gakuin University (HGU)/ Tokoha University/ Shizuoka University of Art and Culture/ Hamamatsu University School of Medicine) with Support by Shizuoka University Sustainability Center and etc… This is the second time this event has been held. Shizuoka University (SU) representatives participated for the first time. The Festa consists of a variety of “stage events,” booths with “experiential demonstrations,” and sale items. SU and HGU partnered to host an exhibition booth, answering the questions of participants and reporters about the SDGS (Sustainable Development Goals) poster.
For the stage event, a team of EEE (Electrical and Electronic Engineering) students from Faculty of Engineering, Shizuoka University partnered with the CSSC (The College Students Serving Communities) Club of Hamamatsu Gakuin University to give a presentation about activities of SDGs in Hamamatsu city for 30 minutes.
For their presentation, the EEE students coordinated a presentation of 6 of the 17 SDGs goals and presented what Hamamatsu City is working on. In “#4 Quality Education”, there was a talk about the “Hamamatsu Human Resource Development Future Plan(はままつ人づくり未来プラン)”. In addition, in “#1 Eliminate Poverty”, we announced the efforts of “the children’s cafeteria(子ども食堂).” The College Students Serving Communities (CSSC) Club from HGU individually discussed their personal commitment to the SDGS and encouraged event participants to find ways to achieve our goals.

(文責: 静岡大学 技術部 太田諭之、ヴァレリ・ウィルキンソン名誉教授)

 

「第50回 無料法律相談会」を開催しました

去る12月3日(土)、静岡市ALWFロッキーセンター(静岡市葵区)において、今年度2回目となる無料法律相談会が開催されました。旧法科大学院・旧地域法実務実践センターから行われてきた無料法律相談会ですが、今回で50回目の開催となりました。

今回の相談会では、本学客員教授でもある弁護士と法科大学院OBの弁護士2名が6人の市民のみなさまからの法律相談に対応し、終了後のアンケートでは全員のみなさまから満足できる対応であったとの高評価をいただきました。サステナビリティセンターは共催団体として、当日は正木教員(法実務推進チーム・副センター長)、板倉教員(法実務推進チーム・教育・アウトリーチ部門長)が事務的な対応にあたりました。

主催団体のライフサポートセンターしずおかによると、キャンセル待ちの方も数名おられたとかで、あらためて1時間という十分な時間で行われる無料法律相談会に対する市民のみなさまのニーズが多いことを実感しています。

サステナビリティセンターが共催するこの無料法律相談会は、来年度も引き続き、ライフサポートセンターしずおかや静岡県弁護士会所属の弁護士のみなさんのご協力のもとで、静岡市および松崎町での開催を予定しています。

(教育・アウトリーチ部門 板倉 美奈子)

「しずおかレインボーネットワーク定例交流会」を開催しました

2022年12月6日に、令和4年度第2回しずおかレインボーネットワーク定例交流会が開催されました。

しずおかレインボーネットワーク定例交流会(※)では、改正された育児・介護休業法が令和4年度4月1日から段階的に施行されている状況を踏まえ、今年度は、育児休業や介護休業についての取組みや情報の共有を行っています。

第2回となった今回の交流会では、参加機関において実施されている男性の育児休業取得の取り組みが共有され、その取り組みをもとに意見交換や情報共有が行われました。育児休業が取得しやすくなり取得者が増えた事例を知り、まだまだできることがあることを感じました。また、取得者の支援だけでなく、取得を支援する人の働きが認められたり支援されたりすることが促進される具体的な制度をつくるとともに、制度やその背景について互いの理解を深めていく機会を同時につくることが重要であると感じました。

※しずおかレインボーネットワーク:
国立大学法人静岡大学「女性研究者研究活動支援事業(拠点型) ~平成25~27年度~」の際に構築されたネットワークをもとにして始まったもので、「女性研究者支援と男女共同参画を推進することにより、すべての者にとって働きやすく、学び・研究しやすい環境の整備と向上を目指して活動」をしてきました。県内の民間企業、研究所、自治体、大学が参加しており、静岡大学男女共同参画推進室とサステナビリティセンターダイバシティ推進部門が共同で運営をしています。
・男女共同参画推進室HP:https://www.sankaku.shizuoka.ac.jp/

(サステナビリティセンター ダイバシティ推進部門 滑田明暢)

「ランチ de SDGs!」番外編 を開催しました

教育学部主催のフォーラムにおいて、『ランチde SDGs!番外編』を開催しました。

2022年12月4日(日)に、静岡県コンベンションアーツセンタ-グランシップで、教育学部主催、多職種・他機関連携連携プロジェクト、サステナビリティセンター共催のもと、第2回「VUCA時代における教育・医療・福祉等における多職種・他機関連携の在り方―多様性・多文化共生を基盤とした地域連携―」フォーラムが開催されました。午前中の基調講演に続き、午後には5つの分科会が開催され、分科会「教育・医療・福祉に関心のある高校生・学生の交流会」は、『ランチde SDGs!番外編』として開催されました。連携推進部門の安冨講師によるファシリテーションのもと、静岡市内の高校生5名・静岡大学の学生21名が、「SDGs、取り残されるってどういうこと?」をテーマに話し合いました。

最初に安冨講師が、SDGsの概要を説明し、さらに、自身の「取り残された」と感じたエピソードを紹介しました。その後、高校生と大学生からなる小グループで、自分たちの周りや日本社会で「取り残されている事例」を考え、紙に書き出しました。「待機児童」「PayPayを使えない高齢者」「左利きの人」「天然パーマの人」など、様々な意見が参加者から次々に出されました。次に、「誰も取り残さない社会」を実現するためのアクションプランを各グループで作成しました。ワークショップを通して、「待機児童と地域の高齢者をつなげる活動をしたい」、「LGBTQの当事者やみんなに来てもらえるカフェをつくるため、まずは実際にカフェを運営している大学生に話を聞きに行きたい」、「地域の外国人にどんなサポートが必要か直接質問したい」などのアクション・アイディアが生まれました。

ワークショップの終わりには、「楽しかった。グループで話すと、短い時間でも多様なアイディアがたくさん生まれると気づいた」、「こうした話し合いの場を自分でも作っていきたい」といった感想が参加者から聞かれました。

「誰も取り残さない社会」実現のため自分にできることや連携の可能性について参加者一人ひとりが考える有意義な時間となりました。

 

 

「第2回 VUCA時代における教育・医療・福祉等における多職種・他機関連携の在り方」を開催しました

2022年12月4日(日)静岡県コンベンションアーツセンタ-グランシップで、教育学部、多職種・他機関連携連携プロジェクト、サステナビリティセンター共催のもとフォーラムが開催されました。

≪開催趣旨≫
 現在、子どもを取り巻く社会の状況はますます厳しさを増し、心身の健康課題も深刻化・複雑化・多様化しています。世界は今、VUCA(Volatility【変動性】・Uncertainty【不確実性】・Complexity【複雑性】・Ambiguity【曖昧性】)時代を迎えています。これまでの方法や考え方では対応が困難であり、新たな知の創造が求められています。教育と医療・福祉は切り離せない時代となりました。そこで、本フォーラムでは、子どもの未来を守るために、新時代の地域医療・福祉と学校教育との新たなあり方を模索し、課題解決のための方法や工夫を考える機会となること、そして、人と人、機関と機関のつながりが、子供のための「共有の財産」となることを目的として開催されました。

県内外の、60機関、12職種の教育・医療・福祉関係者、延べ250名の方々が参加されました。

午前の基調講演1では、朝倉隆司先生(東京学芸大学名誉教授)から、「現代社会の苦難を生きる子供・若者のウェルビーイングとエンパワメント」について、健康社会学の立場からご講演いただきました。先生のご専門である健康社会学の視点から、教育・医療・福祉など多職種・機関が連携して取り組むべき子ども・若者をめぐる多様な課題をお示しいただきました。

基調講演2では、山本千香子先生(静岡県教育委員会スク-ルカウンセラ-、日本レジリエンスエデュケ-ション協会代表理事)より、「多職種連携の本質とは―連携のスキルと観点―」というタイトルでお話しいただきました。先生からは、ご自身の経験も踏まえながら、連携を困難にする3つの壁(①繋がれない壁、②協力関係をつくれない壁、③一度きりの壁)を乗り越えるための具体的な方策を伺うことができました。

午後は5つの課題別分科会に分かれ、現在、地域の子供を取り巻くさまざまな問題の解決に取り組む中で、各機関・職種が直面している課題について話し合うとともに、課題解決の方法についてさまざまなアイデアを出し合い意見交換しました。

参加者の方々からは、新しい知識を得るだけでなく、具体的な連携のイメ-ジや、さまざまな機関、人と人とのつながりができ、大変有意義な会であったとの感想が寄せられています。

(サステナビリティセンター 連携推進部門 鎌塚 優子)

 

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【スタッフ活動報告】堂囿俊彦センター長

2022年12月2日(金)に堂囿俊彦センター長が、榛原郡吉田町「令和4年度大学特別公開講座」において、「未来から今を見つめるSDGs~持続可能な社会の実現のために~」というタイトルで講義を行いました。

講義では、SDGsを示した文書が国際連合で採択された経緯、日本政府の取り組み方針、「持続的な開発目標」ということばそのものの意味など、SDGsに関する基本を確認したあと、企業と消費者が取り上げられ、SDGsに対するそれぞれの取組状況や課題が、アンケート調査などを用いて示されました。

講義終了後には、そもそもSDGsが生まれた背景、海外と日本との取り組みの違い、SDGsがスローガンだけに終わらないための方策などについて、活発な質疑応答が行われました。

 

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