キャンパスフェスタにおいて展示したポスターを公開しました

静岡大学サステナビリティセンター ダイバシティ推進部門が「キャンパスフェスタ in静岡/静大祭」(11/5・6開催)において展示したポスターを公開いたします。

男性の育児休業やSOGI(性的指向と性自認)に関する現状やそれに対するさまざまな声を知ることができます。ぜひご覧ください。

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☆展示イベントのレポートもぜひご覧ください
投稿記事:HPFB (展示イベント企画に出展しました「大学とダイバシティ推進」)

 

【スタッフ活動報告】教育・アウトリーチ部門 板倉美奈子教授

去る11月19日(土)に「COOL CHOICE 2022 in しずおか~みんなではじめる、エコな選択~」(静岡鉄道株式会社・しずてつジャストライン株式会社主催)が静岡市内にて開催されました。メインイベントの一つである「ゼロカーボン提案発表会2022~静岡市の未来を切り開け~」に本学学生3名が参加し、カーボンニュートラル実現のための取組みを提言する発表を静岡市に向けて行いました。イベントに関する報道発表資料(静岡市)

この会では、静岡市長、静岡鉄道株式会社社長などの臨席者に向けて、市内の5高校からの高校生150名とともに、本学学生3人を含む大学生10名が、3チームに分かれて、市民向けの教育啓発イベントの開催、フードロス削減のための売れ残り食品対策、企業と市民との協働による取組みなどを提言するプレゼンを行いました。この大学生10名は6月から静岡市環境創造課が主催して行われた脱炭素学生ワークショップに参加し、脱炭素について専門家や行政・企業の方たちから学んできました。このワークショップ開催にあたっては、当センターの板倉教員が本学における担当者として協力しました。[ワークショップに関する投稿記事もぜひご覧ください:HPFB

 

 

≪ここではこのワークショップから始まり、今回の発表会まで参加したMくん(地域創造学環1年生)の体験レポートをご紹介します≫

1. 準備
 今回の脱炭素ワークショップは全3回開催されました。第1回ではチーム分けとチーム内での軽いコミュニケーション、KJ法を用いたアイデア出しが行われました。第2回では第1回で出された意見の中から具体化したいアイデアを一つに絞り深掘りを行いました。第3回では考えてきたアイデアをプレゼンテーションの形に落とし込み、全体で共有しました。
 第3回ワークショップの終了から発表会本番までおよそ1ヶ月の間がありました。その間にアイデアのブラッシュアップのために、市役所や静岡鉄道の担当者の方たちとの相談会がチームごとに行われ、プレゼンの内容やプレゼンのやり方などについてきめ細かな指導をしていただきました。

2. 発表会本番
 発表会本番ではまず高校生、次に大学生が発表を行いました。この会には田辺静岡市長をはじめ、静岡鉄道株式会社 川井社長や静清信用金庫 佐藤理事長、環境省脱炭素ライフスタイル推進室 井上室長が臨席され、その前で高校生は5チーム、大学生は3チームの合計8チームが制限時間10分の中でプレゼンテーションを行いました。
 最初に行われた高校生の発表は、どれも高校生ならではの柔軟なアイデアをもとにしたものが多く、大学生である我々にとっても大変勉強になるものでした。なかでも突出していたのは、私立静岡サレジオ高等学校・中学校の発表で、彼らは報告会と同時刻に開催していたイベント会場と中継を繋ぎながら報告をしており、このイベント自体のアイデアにも、報告の仕方にも感服させられました。
 続いて、大学生チームは、「輪茶子さん」「Shizuoka Day by day Green systems(SDGs)」「FOODLOSSTUDENT」の3チームが出席しました。これらのチームのメンバーは同一の大学の学生によって組織されているものではないため、学生にとっても異なる大学の異なる学年の人とのチームアップにより得ることができた経験値は大きいものでした。最後には田辺市長らからのコメントをいただき、今回発表された様々なアイデアや意見などの提言に対し前向きなお返事がありました。

 イベントを通して脱炭素ということを常に考えてきたわけですが、その方法は実に多岐にわたるのだと再認識しました。私たちのグループは教育を介して長い目で脱炭素を目指していくものでしたが、他のグループでは新しいシステムによる脱炭素など実現の可能性が高いと思われるようなアイデアもありました。また、ワークショップでは静岡市や静岡鉄道の方たちに常に並走していただき、アイデアをまとめていったのですが、今回のように大人の方や現場で活動している方とともに考えていくことは、大学の中だけでは経験できないことであったため、このような機会をいただけたことに感謝しています。

「大学生交流フェスタ2022」開催のご案内

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静岡大学サステナビリティセンター後援イベントのご案内です。

≪「誰一人取り残さない」はままつの大学生が発信するSDGs≫ をテーマに、浜松市内の学生団体が、活動成果の発表や体験ブース、クイズ大会等さまざまな催しを行います。静岡大学からは工学部電気電子工学科の学生が、SDGsに関する活動を紹介します。ぜひ足をお運びください。

大学生交流フェスタ2022
・開催日 2022年12月4日(日)
・時 間 10時00分~15時30分
・場 所 浜松市ギャラリーモール・ソラモ

「One Day WakuWaku Tour in 静岡大学テクノフェスタ2022」を開催しました

サステナビリティセンター連携推進部門は、11月12日(土)に開催された静岡大学テクノフェスタ(浜松キャンパス)において「One Dayワクワクツアー」を開催しました。

日本に在住する外国籍児童にとって大学進学はまだまだ壁が高く、特に理系分野に進学する生徒は少ないと言われています。そこで、浜松市に住むブラジル人生徒が静岡大学工学部・情報学部で行われている理系分野の研究について理解を深められるよう、ポルトガル語の通訳と大学生ボランティアが研究室の展示や実験を案内しました。

ツアーには小学生〜高校3年生のブラジル人生徒8名が参加者として集まり、化学のおもしろ実験や音声認識、AR(拡張技術)などを用いたゲームを体験したり、電気自動車や飛行機の仕組みの説明を受けました。

参加者からは、
「面白いゲームがたくさんあった。自分もゲームをつくってみたい」、
「飛行機の翼について学べたのが面白かった。模型もすごくて、びっくりした」といったコメントが出ました。

ツアー終了時には、「まだ帰りたくない。もっと大学祭に残って楽しみたい」という声も聞かれるなど、参加者はツアーを大いに楽しんだ様子でした。

(サステナビリティセンター 連携推進部門 安冨勇希)

 

【スタッフ活動報告】教育・アウトリーチ部門 板倉美奈子教授

2022年11月11日(金)に小山町で開催された御殿場市・裾野市・小山町3市町による第27回議員研修会において、サステナビリティセンターの板倉美奈子教授が「改正個人情報保護法の概要と特色-住民目線でのまちづくりに向けた活用のポイントと課題-」と題した講演を行いました。

講演では、2020年に成立した改正個人情報保護法の全面施行を来年4月に控え、法改正に伴う自治体の個人情報保護条例の改正、各自治体の議会条例の制定に各自治体が取り組んでいることをふまえ、改正個人情報保護法の概要や法改正により自治体がいかに対応すべきか、自治体・議会条例策定に向けての課題は何か等について解説がなされ、60人あまりの議員のみなさんが参加されました。

講演会後の交流会では、3つの自治体の議員との間で、それぞれの市・町の事情や条例づくりの現状、さらには地域のDX化や大学との連携などについてざっくばらんな意見交換が行われました。

 

 

展示イベント企画に出展しました「大学とダイバシティ推進」

静岡大学サステナビリティセンター ダイバシティ推進部門は、「キャンパスフェスタ in 静岡/静大祭」(11/5・6開催)において、外国箱市民の社会参画、男性の育児休業、SOGI(性的指向と性自認)の観点から、「大学とダイバシティ推進」を考える企画展示を行いました。

学内外の方に訪れていただき、「ダイバシティって何?」といった問いから、「女性用と男性用のトイレだけを設置することについては何が問題?」「なぜ男性の育児休業が少ないの?(取得しにくいの?)」といった問いについて意見交換をさせていただきました。ダイバシティに関しては、学校の影響も大きいだろう、という声もいただき、私たち教育機関で勤務する人たちは、さらに学んで考えていくことが必要だろう、ということを感じる機会となりました。

誰しもがその人なりの見方で世界を見ていると思いますが、他の見方もある、ということをどのように私たちが互いに気づいていくことができるのか(互いを尊重しながら気軽に互いに考えを伝え合える環境をどのようにつくっていくことができるのか)を考えることが、あらためて大事になってくると認識しました。

(サステナビリティセンター ダイバシティ推進部門 滑田明暢)

「第12回 しずおか倫理カフェ」開催のご案内

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静岡大学サステナビリティセンター後援イベントのお知らせです。
「しずおか倫理カフェ」は、在宅療養のもやもや事例などを話し合う場です。
今回は「本人の希望を受け入れない家族への対応」について話し合います。ぜひご参加ください。

・開催日 2022年11月22日(火)
・時 間 19:00~20:30
・場 所 zoomミーティング
・対象者 県西部地域において、在宅医療に関わっている専門職
(定員に余裕がある場合には西部地域以外の方も参加できます)
・定 員 20名
・申込み https://forms.gle/ieMqxCdj8DWzcKfP7
・問合せ office@npo-humancare.jp

動画配信シリーズ「静大発!カーボンニュートラル研究最前線」 第1弾 を公開しました

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静岡大学サステナビリティセンター・カーボンニュートラル推進チームは、このたび、シリーズ動画「静大発!カーボンニュートラル研究最前線」の第1弾を静大TV(https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/384/2890)にてリリースしました。

このシリーズは、静岡大学の教員が行っている研究の中から「カーボンニュートラル」に資する研究をピックアップし、そのエッセンスをお届けすることを目的としています。学生インタビュアーが“今”知りたい“生”の疑問を教員に質問する形式で制作されています。

第1弾は、次世代太陽電池として現在国内外から注目されている「ペロブスカイト太陽電池の中核的材料の開発」について、工学部の下村勝先生にお話を伺いました。研究内容に加え、先生の研究者を志すきっかけになったエピソードや研究の醍醐味、今後の展望などへの熱い想いも織り交ぜた約30分の第1弾動画、ぜひご覧ください!

【カーボンニュートラル推進チーム】https://wwp.shizuoka.ac.jp/sustainability-ctr/about/cn/

「第50回 無料法律相談会」開催のご案内

12月10日(土)13時から、静岡市のALWFロッキーセンター(県勤労者総合会館3F)にて、本年度2回目となる「第50回 無料法律相談会」を開催いたします。

無料法律相談会はもともと本学の旧・法科大学院が在学生の学修のために開催していたものですが、法科大学院閉学後も(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか主催で、年1-2回ペースで開催しており、本学客員教授(弁護士)などがさまざまな法律問題に関する相談に対応しています。

法律問題を抱えている、専門家の意見を聞いてみたいという方は、チラシをご参照の上、ライフサポートセンターしずおか中部事務所にお電話でお申込みください(℡.054-270-3963)。先着6組までとなっておりますので、お早めに申し込まれることをお薦めします。

 

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・開催日:2022年12月10日(土)
・時 間:13:00 / 14:30 / 16:00 (予約制)
・場 所:ALWFロッキーセンター(県勤労者総合会館3F)
・参加費:無料
・定 員:各時間 2 組 計 6 組
・申込み:ライフサポートセンターしずおか中部事務所(℡.054-270-3963)