オープンデータに関する大会のテーマセッションの企画をきっかけに執筆をした論文です。普段の仕事とは毛色が違いますが、研究現場で感じることを書いています。「誰もが自由に使えること」のための二次利用ライセンス、「なぜデータが埋没するのか」という点についての課題の整理と対応が十分ではないこと、その分析から,データを産出する側とデータを利用する側の信頼関係の構築や,データを管理するための制度や人材,予算の確保,公共財としての考え方,オープンデータ化のメリットの認識,好事例の蓄積などが今後の課題として見いだされています。生態学者の江成広斗さん、角田裕志さんとの共著で書きました。富田は論文全体の構成と執筆を担当しています。
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