第44回TPCECのご案内をいたします。
日時:11月9日(土) 13:00~16:00
*Zoomによるオンライン形式で実施いたします。
【参加方法】Zoomを使ってオンライン上で会議を実施します。事務局から参加希望者の方に、事前にメールでIDとPW、招待URLをお送りします。招待URLをクリックするとIDとPWの入力を求められますので、それに応じると会に参加できます。カメラ機能のついているPCや携帯電話、iPadをご使用ください。※Zoomは、パソコンやスマートフォンを使って、セミナーやミーティングをオンラインで開催するために開発されたアプリです。(Zoomについての説明はこちらhttps://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/)
【プログラム】
1)13:00~14:20 実践研究報告
2)14:25~15:40 文献検討
3)15:45~16:00 次回研究会に向けての話し合い
【プログラム要旨】
第1部—実践研究報告―
テーマ「つながる広がる乗り物あそび 1歳児実践」
報告者 斎藤真紀子(もみの木保育園太子堂)
社会福祉法人聖愛学舎もみの木保育園太子堂1歳児クラスの活動内容です。
なによりも乗り物が好き!そんな子どもたちを中心に、乗り物をテーマとした遊びを継続して行ってきました。発達とともに少しずつ遊びが広がり、見立てたり、つくったり、なりきったりと様々な角度から乗り物を表現するようになります。そして、乗り物を通じて友だちとの関わりが増え、一人遊びから仲間との遊びへと発展し始めます。また、バスや踏み切りなど、乗り物・装置がもつ役割についても少しずつ理解し、簡単なごっこ遊びで再現する姿も見られます。友達と一緒に同じ動きをしたり、イメージを共有することで、遊びの楽しさをより深めています。乗り物遊びが、1歳児にとって自己表現や仲間との関わりを育む大切な遊びとなっています。
第2部―文献検討―
Alison Clark著、『Listening to Young Children, Expanded Third Edition: A Guide to Understanding and Using the Mosaic Approach』の「第3章 Space to play: adaptation the mosaic approach (Stage one)」を読みます。
本の概要:モザイクのアプローチは、子どもを「自分の人生の専門家」とみなし、大人と話したり、歩いたり、作ったり、マテリアルを検討したりすることを通して、幼児の視点を理解するための創造的な枠組みを提供します。この本では、幼児期の保育において、子どもの視点や経験にどのように焦点を当てることができるかについて述べてられています。マルチメソッドアプローチは、デジタルツールとインタビューや観察することを組み合わせて、大人が現在の実践を見直し、子どもたちと一緒に変化をもたらすことを可能にします。
本書は、著者の好評作『Listening to Young Children』と『Spaces to Play』を第3版にまとめ、著者の独創的で画期的な研究を基に、イギリス、デンマーク、ノルウェー、オーストラリアの4カ国で実施されているケーススタディを交えて、モザイク・アプローチの展開と適用について解説しています。幼児、年長の子ども、大人にフレームワークを使用し、適用させるためのガイダンスに加えて、関連する倫理的および方法論的問題に関する新しいマテリアルについて触れられています。
★文献の入手方法について
本は現在こちらで購入できます。もし購入が間に合わない場合は、文献のコピーを一部共有します。事務局までお知らせください。
第3部—次回研究会に向けての話し合い―
次回以降の研究会で扱うテーマや内容について話し合います。
【これまでの文献・参考資料、報告資料】
これまでの実践報告及び文献検討の参考資料が必要な方は事務局までご連絡ください。
【参加申し込み】
参加を希望される方は事務局(井上) tpcec@outlook.comあてに「11/9研究会参加申込み」とし、
1)お名前 *2)ご所属*3)電話番号*4)メールアドレスを明記の上11月5日(火)を目途にお申し込みください。
*前回申込時から変更がある場合のみ記載してください。