第51回TPCECのご案内

faculty

第51回TPCECのご案内をいたします。

日時:10月11日(土) 13:00~16:00

*Zoomによるオンライン形式で実施いたします。

【参加方法】Zoomを使ってオンライン上で会議を実施します。事務局から参加希望者の方に、事前にメールでIDとPW、招待URLをお送りします。招待URLをクリックするとIDとPWの入力を求められますので、それに応じると会に参加できます。カメラ機能のついているPCや携帯電話、iPadをご使用ください。※Zoomは、パソコンやスマートフォンを使って、セミナーやミーティングをオンラインで開催するために開発されたアプリです。(Zoomについての説明はこちらhttps://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/)

 

【プログラム】

1)13:00~14:20 実践研究報告

2)14:25~15:40 文献検討

3)15:45~16:00 次回研究会に向けての話し合い

【プログラム要旨】
第1部—実践研究報告―

テーマ「子どもの表現と保育者の表現が接するところに生まれるケア」
報告者 佐治由美子(愛育学園)

子どもの表現には、子どもの喜びや悲しみなどいろいろな感情が表されていますが、そのすべてが子どもの意識下にあるとはかぎりません。保育者が子どもの表現に立ち合い、そこに込められている子どもの言葉にできないような思いを受け取ったとき、その子どもの表現に保育者も非言語的な表現を通して応えていくことがあります。子どもの思いを受け取り、それに応答していく保育が子どもを支えていくことになった場合には、それは子どもにとってのケアに結びついたと考えることができます。A特別支援学校にて、ある子ども(4年生男児)のささやかな行為に目を留めた筆者が、その子どもの行為から引き出されるようにして用意した教材がその子どもの一日の始動のきっかけとなった保育場面を通して、子どもの表現と保育者の表現の接点に生まれるケアについて考察します。

第2部―文献検討―

これまで研究会では、乳幼児期の学習とドキュメンテーションの関係について議論をしてきました。

何かを学ぶということは世界との出会いを通じて実現します。このようなときアートは、どのような役割を果たすのでしょうか。後期の研究会では、レッジョのアート観を批判的に検討するために、『レッジョ・エミリアのアートと創造性: 保育におけるアトリエの役割と可能性を探る(北大路書房)』を取り上げることにしました。

今回は、「シリーズ編者による序文―ダンスへの招待―」と、第1章「イントロダクション アトリエについて」を読みます。事前に読んできてください(報告者:内田祥子)。

★文献は以下から購入できます
『レッジョ・エミリアのアートと創造性: 保育におけるアトリエの役割と可能性を探る』
ヴェア・ヴェッキ(著)北大路書房

https://amzn.asia/d/e9aXKc7

もし購入が間に合わない場合は、文献のコピーを一部共有します。事務局までお知らせください。

 

第3部—次回研究会に向けての話し合い―

次回以降の研究会で扱うテーマや内容について話し合います。

 

【これまでの文献・参考資料、報告資料】

これまでの実践報告及び文献検討の参考資料が必要な方は事務局までご連絡ください。

 

【参加申し込み】

参加を希望される方は事務局(井上) tpcec@outlook.comあてに「10/11研究会参加申込み」とし、
1)お名前 *2)ご所属*3)電話番号*4)メールアドレスを明記の上10月7日(火)を目途にお申し込みください。
*前回申込時から変更がある場合のみ記載してください。