第52回TPCECのご案内をいたします。
日時:11月29日(土) 13:00~16:00
*Zoomによるオンライン形式で実施いたします。
【参加方法】Zoomを使ってオンライン上で会議を実施します。事務局から参加希望者の方に、事前にメールでIDとPW、招待URLをお送りします。招待URLをクリックするとIDとPWの入力を求められますので、それに応じると会に参加できます。カメラ機能のついているPCや携帯電話、iPadをご使用ください。※Zoomは、パソコンやスマートフォンを使って、セミナーやミーティングをオンラインで開催するために開発されたアプリです。(Zoomについての説明はこちらhttps://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/)
【プログラム】
1)13:00~14:20 研究報告
2)14:25~15:40 文献検討
3)15:45~16:00 次回研究会に向けての話し合い
【プログラム要旨】
第1部—研究報告―
テーマ 行為の「崩れ」・「ズラし」と創造性― 架け橋期前期(幼児期後期)の5歳児の新出行為の実践経緯に着目して ―
報告者 武井 裕(東京学芸大学教職大学院幼児教育サブプログラム)
私は、幼児期の教育から小学校教育への移行に伴う学びの在り方について検討したいと思い、東京学芸大学教職大学院幼児教育サブプログラムへ入学しました。昨年の3月から8月にかけて、5歳児の自発的な活動としての遊びを通した学びを観察し、仮説生成的に研究に取り組んできましたが、研究を進める中で、現代美術作家の制作過程における「ずらし」(岡田他, 2007)、ブレイクダンサーが失敗としての体制の崩れや姿勢の変化を自身の表現や技術の熟達に活かす過程(清水・岡田, 2013 ; 2015)といった創造性の発展に寄与する取り組みと類似することを、遊びの中で子どもたちも行っているように捉えられました。第52回TPCEC研究会では、このような研究の経過についてご報告させていただきます。
第2部―文献検討―
これまで研究会では、乳幼児期の学習とドキュメンテーションの関係について議論をしてきました。
何かを学ぶということは世界との出会いを通じて実現します。このようなときアートは、どのような役割を果たすのでしょうか。後期の研究会では、レッジョのアート観を批判的に検討するために、『レッジョ・エミリアのアートと創造性: 保育におけるアトリエの役割と可能性を探る(北大路書房)』を取り上げることにしました。
今回は、第2章「美学/詩学」を読みます。事前に読んできていただき、お互いに議論したいことを出し合いながら検討できたらと思います。奮ってご参加ください。
★文献は以下から購入できます
『レッジョ・エミリアのアートと創造性: 保育におけるアトリエの役割と可能性を探る』
ヴェア・ヴェッキ(著)北大路書房
https://amzn.asia/d/e9aXKc7
もし購入が間に合わない場合は、文献のコピーを一部共有します。事務局までお知らせください。
第3部—次回研究会に向けての話し合い―
次回以降の研究会で扱うテーマや内容について話し合います。
【これまでの文献・参考資料、報告資料】
これまでの実践報告及び文献検討の参考資料が必要な方は事務局までご連絡ください。
【参加申し込み】
参加を希望される方は事務局(井上) tpcec@outlook.comあてに「11/29研究会参加申込み」とし、
1)お名前 *2)ご所属*3)電話番号*4)メールアドレスを明記の上11月25日(火)を目途にお申し込みください。
*前回申込時から変更がある場合のみ記載してください。