第43回TPCECのご案内

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第43回TPCECのご案内をいたします。

日時:7月6日(土) 13:00~16:00

*Zoomによるオンライン形式で実施いたします。

【参加方法】Zoomを使ってオンライン上で会議を実施します。事務局から参加希望者の方に、事前にメールでIDとPW、招待URLをお送りします。招待URLをクリックするとIDとPWの入力を求められますので、それに応じると会に参加できます。カメラ機能のついているPCや携帯電話、iPadをご使用ください。※Zoomは、パソコンやスマートフォンを使って、セミナーやミーティングをオンラインで開催するために開発されたアプリです。(Zoomについての説明はこちらhttps://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/)

【プログラム】

1)13:00~14:20 実践研究報告

2)14:25~15:40 文献検討

3)15:45~16:00 次回研究会に向けての話し合い

 

【プログラム要旨】
第1部—研究報告―

テーマ「ノルウェーにおける現代の保育とその特徴」

報告者 伊藤喬治(岡崎女子大学)

ノルウェーの保育は、スウェーデンなど他の北欧諸国と同じように、1990年代以降の保育の質向上の議論とともに、保育者養成の高度化がなされてきた。そして2000年代以降になるとレッジョ・エミリア・アプローチの影響下にある保育実践がなされるようになったとされる。しかし、いわゆるレッジョ・エミリア・アプローチではなく、ノルウェーの文脈の中で独自に解釈され受容された保育実践にその特徴がみられる。特に物理的環境の積極的な活用と、有資格の保育者を中心としたチーム保育にその特徴があるといえる。今回はこれらの特徴を中心に、ノルウェーにおける現代の保育とその特徴について報告する。

第2部―文献検討―

Alison Clark著、『Listening to Young Children, Expanded Third Edition: A Guide to Understanding and Using the Mosaic Approach』の「第1章 子どもに耳を傾ける Listening to young children」を読みます。※参加者のみなさまには、報告レジメを事前に共有します。

本の概要:モザイクのアプローチは、子どもを「自分の人生の専門家」とみなし、大人と話したり、歩いたり、作ったり、マテリアルを検討したりすることを通して、幼児の視点を理解するための創造的な枠組みを提供します。この本では、幼児期の保育において、子どもの視点や経験にどのように焦点を当てることができるかについて述べてられています。マルチメソッドアプローチは、デジタルツールとインタビューや観察することを組み合わせて、大人が現在の実践を見直し、子どもたちと一緒に変化をもたらすことを可能にします。

本書は、著者の好評作『Listening to Young Children』と『Spaces to Play』を第3版にまとめ、著者の独創的で画期的な研究を基に、イギリス、デンマーク、ノルウェー、オーストラリアの4カ国で実施されているケーススタディを交えて、モザイク・アプローチの展開と適用について解説しています。幼児、年長の子ども、大人にフレームワークを使用し、適用させるためのガイダンスに加えて、関連する倫理的および方法論的問題に関する新しいマテリアルについて触れられています。

★文献の入手方法について

本は現在こちらで購入できます。もし購入が間に合わない場合は、文献のコピーを一部共有します。事務局までお知らせください。

第3部—次回研究会に向けての話し合い―

次回以降の研究会で扱うテーマや内容について話し合います。

 

【これまでの文献・参考資料、報告資料】

これまでの実践報告及び文献検討の参考資料が必要な方は事務局までご連絡ください。

 

【参加申し込み】

参加を希望される方は事務局(井上) tpcec@outlook.comあてに「7/6研究会参加申込み」とし、

1)お名前 *2)ご所属*3)電話番号*4)メールアドレスを明記の上7月2日(火)を目途にお申し込みください。

*前回申込時から変更がある場合のみ記載してください。