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認知的コミュニケーションWS

今年の開催について

期日: 2020年11月1(日)~3日(火)(予定)
場所: 神奈川県大磯町「大磯プリンスホテル」

※今年は新型コロナウイルスによる影響のため日程を11月まで繰り下げます.

概要

認知的コミュニケーションワークショップは,当研究室が主催するイベントの1つであり,1年を通して最も重要な取り組みとなります.このワークショップは9月の中旬の連休を利用して2泊3日で合宿形式をとって行なわれます.このイベントには,当研究室のメンバー全員だけでなく,ゲストとして全国から関連する研究領域で活躍する新進気鋭の若手研究者を招いて互いに濃密なディスカッションが行なわれます.

これまでの開催地
第1回(2002年) 熊野
第2回(2003年) 八ヶ岳
第3回(2004年) 修善寺
第4回(2005年) 知多
第5回(2006年) 伊東
第6回(2007年) 養老
第7回(2008年) 伊東
第8回(2009年) 犬山
第9回(2010年) 掛川
第10回(2011年) 掛川
第11回(2012年) 湯河原
第12回(2013年) 熱海
第13回(2014年) 蒲郡
第14回(2015年) 掛川
第15回(2016年) 蒲郡
第16回(2017年) 御殿場
第17回(2018年) 湯河原
第18回(2019年) 蒲郡
第19回(2020年) 大磯(予定)

発表について

ワークショップでは,一般発表として当研究室の学生全員が発表時間30分(4年生),40分(大学院生)程度の時間の中で質疑応答も含めてそのとき取り組んでいる研究に関する発表をします.この発表に先駆けてあらかじめ予稿集(非公開)が作成されており,1編4~10ページの論文を発表者全員が執筆しています.学生の発表に対しては,ゲストの方々にもディスカッションに加わっていただき,毎回非常に活発な質疑応答が行なわれています.

またゲストの方々にも60分程度の時間のご講演をお願いしています.最新の研究事情や取り組まれているホットな話題の提供など,学会や研究会などの場とは違ったより踏み込んだ内容のお話を聞かせていただいています.このような機会が組まれていることが,このワークショップの最大の財産になっています.

ナイトセッションでは,その年の7月に新配属となった3年生が8月,9月の間にあらかじめ提示された課題に対する成果を3年生全員が分担して発表します.オーディエンスは多少の「ささ」が入っている中での発表のため,くだけた雰囲気の中で和気あいあいと行なわれます.ただ3年生は初めての経験ということもあってか,大抵は緊張気味です.課題の内容は年ごとに異なり,その頃話題になっているメディアやデバイスに関連するものが多くなっています.

開催運営について

認知的コミュニケーションワークショップは,会場の予約からゲストへの参加依頼および案内,予稿集の作成,会場への機材の搬入,会計業務といったすべてのことを学生が主体的に実行します.このような経験を通して,学内の交友関係の中に閉じたコミュニケーションだけでなく立場の違う学外の方々との交渉スキルやイベント運営に必要な段取りなどを修得するという,研究の面だけでない教育的効果も良い成果をあげています.そのためこのワークショップが終わると学生の顔つきが引き締まり,ひとまわり大きく成長したことがわかります.