地域コイン社会実験への参加

静岡大学は、2019年2月に浜松市で1か月間行われている「地域コイン社会実験」に実行委員会構成団体として参画し、教員学生計11人が、実験に参加しています。
この実験は、株式会社三菱総合研究所が総務省から受託した「行政や公共性の高い分野におけるブロックチェーン技術の活用及び社会実装に向けた調査研究」の一環として行われているものです。
目的は3点あります。
①官民の幅広い分野におけるブロックチェーン技術の社会実装に向けた検証
②地域コインによる地域経済活性化、消費行動誘発効果、回遊効果の検証
③キャッシュレス決済の導入に向けたトライアル(運用課題の抽出)
参加者は静岡銀行、清水銀行、浜松いわた信用金庫、遠州信用金庫、静岡大学、浜松商工会議所、浜松市の計7団体の職員学生202名です。
参加店舗はうなぎ店5店、餃子店7店、居酒屋等8店の計20店舗です。
各参加者は一口6000コイン(自己資金5000円+プレミアム1000円)を2月1か月の間に20店舗で利用することになります。
私も早速、大学近くの「そば処林屋 本店」さんで利用してみました。アプリを立ち上げておけば、とても簡単に決済が終了しました。
3月には、利用者と店舗へのアンケートにより、課題や意見を収集することになります。