投稿者:芹澤 拙夫(昭和42年 農学部農学科卒業)
若いときには春季から夏季休暇の予定をたてて、毎年、1週間近くを山小屋で過ごしてきましたが、月見草を初めて見たのは60歳になるころでした。環境NPO法人「郷里の自然を育む会」の保護活動の中で、年長の会員に教えて戴き増殖を依頼されました。
午後5時過ぎに純白の4弁の花が開き始め、午後10時過ぎるころから花弁は薄桃色に変わり陽が昇るころ萎んでしまいます。一般に月見草と思われている黄色いマツヨイグサも立ち姿は浴衣を着て佇む女性のようで、いずれも慎ましい美しさがあります。