投稿者: 井辺 博光(昭和49年 工学部工業化学科卒)
浜松キャンパスは1922年10月20日浜松高等工業学校として設置され、途中幾多の変遷を経て現在の姿に至っています。一方、来年は開校100周年を迎えるにあたって、浜松工業会(工学部、情報学部、電子工学研究所などの同窓会)は3年前から静岡大学を中心にこれからの100年を支える人材育成のための遠大なビジョンを掲げ、事業に取り組んでいます。
初代校長の関口壮吉先生は自由啓発・未来創成の理念を掲げられ、鉄の塀ではなく、バラの生垣を作られたそうです。このバラは「関口バラ」と呼ばれ、100年もの間綿々と引き継がれ、浜松キャンパス正門前に移植されています。また、今年の6月には100本の苗がキャンパス南側に植樹されました。コロナ渦で日常生活は大きく変わろうとしていますが、私たちは「深めよう!同窓の絆 強めよう母校への関心」をスローガンに事業に取り組んでいます。
私は、100年後の母校の姿は見ることはできませんが、素晴らしい未来に繋がることを信じています。
本文は、「静岡大学浜松キャンパス100周年記念事業実行委員会」の資料を参考にさせていただきました。