投稿者:小永井 俊樹(平成23年 学校教育研究専攻理科教育専修卒)
現在私は、静大を卒業して地元の中学校で理科を教えています。
毎日子どもたちの成長を感じながら、楽しく過ごしています。私は中学校時代の恩師にあこがれて教師を志しました。
「あこがれる」という気持ちは自分もこうなりたいという思いのかたまりだと思います。そして、今、私は新しい「あこがれ」を見つけました。それは、同じ中学校に勤務する理科の先生です。
その理科の先生の授業は、とても「子どもの思い」を大切にするものです。授業の始めに教師の机のまわりに集め、そこで語らいが始まります。「これはなんだ?」「それおもしろいね。」なんて言いながら、自由に子どもたちと言葉のキャッチボールをしきます。このキャッチボールをしていく中で、本時の授業の問いに近づき、最後に子どもたちを「どうしても知りたい」という気持ちにさせてしまいます。知りたいと思っている子どもは、よく学びます。その「知りたい」という思いをつくれる先生にあこがれています。
私は、その「あこがれ」に近づくために、今日も授業づくりに励んでいます。