第52回考古展「滝沢鍾乳洞遺跡と行者穴遺跡」

人文社会科学部 考古学研究室

浜松市浜名区滝沢町に所在する滝沢鍾乳洞遺跡と行者穴遺跡では、1990年代に調査が進められ、縄文時代、弥生時代、古墳時代、古代、中世、近世の遺物が出土しました。
2020年からは静岡大学人文社会科学部考古学研究室と浜松市での共同調査が進められ、行者穴遺跡では後期旧石器時代の複数の文化層が検出され、本州では2例目の事例となりました。

本展示企画では、両遺跡での考古学の調査成果について資料・ポスター・映像を用いた展示を行うとともに、地域の方々から教えていただいた、近年までの洞窟利用の歴史についてもポスターを用いて展示します。
そうした展示を通して、2つの洞窟遺跡の文化資源としての価値を浮かび上がらせます。

時間 両日とも10:00~16:00
場所 人文社会科学部 B棟 2階 201・202教室
参考 静岡大学人文社会科学部社会学科 歴史学・考古学コース ウェブサイト