実験
紫外可視分光光度計(UV-VIS)を使って、日焼け止めを塗ったガラス基板の透過率を測定しました。
試料
日焼け止め(二種類)
・SPF35+++
・SPF50+++
SPFはUV-Bの防止効果。+の数はUV-Aの防止効果。
結果
測定すると、どちらの日焼け止めもUV-AとUV-Bの領域で、紫外線防止効果が見られました。また、厚塗すると、SPF50の日焼け止めのほうが、PF35の日焼け止めよりも紫外線の防止効果が高いことがわかりました。
ただし、実用的な観点から、白浮きしないように薄く塗った場合は、紫外線の防止効果には大きな差は見られませんでした。日焼け止めは汗などで流れてしまうので、やはりこまめに塗り直す、ということが大事なようです。