Quartus/回路図エディタ

回路図エディタ

ここでは、Quartus を使いこなすコツを思いつくまま紹介します

register と resistor

時々、レジスタファイルの回路図のファイル名などでresisterとつけている人を見かける。これは間違い(2つの過ちを犯している)。 値を記憶するレジスタはGのレジスタ(Register)が正しい綴りであり、Sのレジスタ(Resistor)は抵抗器の意味であり〜erではなく〜orである。ちなみに、レジスタのer無しのregistという言葉はない。たぶん、registerがregist+〜er(〜するもの)だから、registで「登録」という意味になるだろうと推測して使っているんじゃないかと思うけど…これは間違い。情報分野の用語として正しい言葉を覚えておこう/使おう。

Quartusの使用上の注意

  • ファイル名は、英大文字/英小文字+数字+”_”(アンダースコア)を使うこと。”-“(マイナス)は使わない方がよい。日本語のファイル名等は持ってもほか(入力ができないと思うけど…)。
  • 信号名もファイル名と同様に英大文字/英小文字+数字+”_”(アンダースコア)を使うこと。信号名の大文字/小文字はシステムが区別しないので、同一とみなすので注意。“-“(マイナス)記号も信号名には使用しない。
    • “~”,”#”,”%”,”!”等の特殊記号も使えないと思った方がよい(確認してないけど…)。
    • 大文字/小文字を区別しない(Case Insensitive)のは、Quartusでは、回路図入力の他にVHDLやVerilog HDL等のハードウェア記述言語の設計環境とつながっている。VHDLはadaを元に作られた言語でCase Insensitiveな言語である。さらに、他の設計ツールとの連係もできるようになっている。おそらく、VHDL環境をサポートするためには、Case Insensitiveにしておく方が楽。外部ツールにもCase insensitiveなツールがあるかも知れないので、Quartusもそれに合わせてあると考えた方がよさそうである。
  • プロジェクトの納められているフォルダ(ディレクトリ)のパス名の途中にスペースがはいっていると、ファイルの関係が崩れることがある。
    • プロジェクトのフォルダを「マイ ドキュメント」などにいれた時に起こる。フォルダのパス名が、「C:\Document and setting\実験花子\My Documents」のようにフォルダ名にスペースが入っている場合や、日本語のフォルダ名が使用されているとシンボルファイルと本体のデザインファイルがつながらなくなる(確認済)。プロジェクトのフォルダを作る際には、名前に気をつけてください。

ツールバーを消したい/出したい

大きさに限りのあるディスプレイを有効に使ってQuartusで編集をしたい。とか、ツールバーが消えてしまって、いちいちメニューバーから選ばないといけないので、ツールバーを出したい。等というときには、「Tools」→「Customize…」を選択するとダイアログが出る。「Toolbars」のタブを選択し、「Standard Quartus」あたりのチェックを付けたり/外したりすることで、ツールバーを制御できる。

ツールメニューバーを消したい/出したい

ツールメニューバーを間違って消してしまって、部品が呼び出せない。ツールメニューバーを出したい。等というときには、「Tools」→「Customize Block Editor」を選択するとダイアログが出る。「Toolbars」のタブを選択し、「Block Editor」にチェックを付けよう。チェックを付けたり/外したりすることで、ツールメニューバーのon/offを制御できる。

書き込み Programmer

【重要】 教育用計算機システム変更に伴い、Programmer の選択にあたり指導書に変更が生じました。

MasterBlasterを使ってFPGAにデータを書き込もうとすると

Error:CONF_DONE pin failed to go high Error:Configuration failed.

のエラーが出ることがある。MasterBlasterとSEP3ボードとの相性やクロックなどのタイミングの関係でエラーになると推定される。原因については不明。このエラーが出たときには、クロックの設定トグルスイッチをすべてLowにしたり、電源を入れ直す、PCをリブートし直すなどを実施すると、書き込みができることがある。本質的に何回かに1回しか成功しないのかも…。原因は継続して調査する予定。

回路図エディタ

回路図エディタを開いた時に出てくる、ブロック・エディタ・ツールバーについての説明とTipsです。

  • Quartusでは、信号名や部品名などの名称は大文字/小文字を区別しません。したがって、大文字/小文字だけが違う文字列(AND_Nとand_nのようなもの)は、同一と見なします。エラーがでる/意図通りに動かない原因になりますので、注意してください。

基本的な使い方

  • 回路図エディタで左ダブルクリックすると、部品の呼出しダイアログが表示され、一回限りの部品をおくモードになっている。ToolbarのSymbol Toolボタンをつついて部品を呼び出すよりはお手軽。
  • Quartusで使用するツールバーのアイコンの意味を図1に示す。
  • 必要に応じて、Rubberbanding機能のON/OFFや Partial Line Selection機能のON/OFFを切り替えて効率よく回路図を編集するとよい。ON/OFFの違いは、自分で使って確かめてみてください。