同窓会便りへの挨拶文
平成30年4月1日付けで名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻(理学部地球惑星科学科)に異動することになりました。
平成6年10月1日に理学部地球科学科に助手として着任してから23年6ヶ月間、さらに遡って昭和59年4月に理学部地球科学科に入学してから平成2年3月に大学院理学研究科地球科学専攻の修士課程を修了するまでの6年を含めると29年6ヶ月間、静岡大学にお世話になりました。
望月勝海先生からはじまる静岡大学地学関係教室に在籍した教職員66名のうち58名の方々とご一緒し、気がつけば若手から中堅へ、さらにベテランに数えられる立場になりながら、温暖な気候の下、北を向けば雪を纏った南アルプスの山並みや富士山を望み、南を向けば日光に照らされて輝く駿河湾が広がり、西を向けば真っ赤な夕日が稜線に沈むキャンパスで過ごしてまいりました。
この間に発表した出版物は152編、このなかには指導した学生73名のそれぞれの活躍がなければ到達できなかった研究論文を数多く含んでいます。
この場をお借りして道研卒業生・在校生に心より感謝申し上げます。そして、かつて先輩・同輩・後輩として静大で共に過ごした方々、ご指導を賜りました先生方、同僚・中堅・若手教員の先生方、大勢の卒業生・在校生諸君にもお礼申し上げます。
様々なことをやりました、色々なことがありました、静岡大学、本当にありがとうございました!