素粒子理論とは?
素粒子理論とは、この世界の最も基本的な物理法則を探求する学問です。これまでの様々な研究や実験から、場の量子論を用いることで、 かなり多くの物理現象を説明できることが理解できました。特にトップクオークや、ヒッグス粒子などが理論の予言通りに発見されたことは素粒子物理の大きな成功です。 しかし、場の量子論には大きな問題があります。それは重力(一般相対性理論)に関して説明できないことです。私達にとって一番なじみの深い力である重力が、実は一番謎に満ちた力なのです。
図: 自然界には様々な力が存在することが知られています。
重力以外の全ての力は場の量子論で理解できます。
私達の研究:
私達の研究室では重力の量子論的な性質を理解するために、超弦理論を中心に研究しています。また関連して、ブラックホール、Large-Nゲージ理論、超対称性、QCD(量子色力学)、非平衡物理などを研究しています。
最近の研究紹介 | ||
ブラックホール熱力学の 研究 |
超弦理論の 相転移現象の研究 |
超弦理論と関連した 非平衡物理 |
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私達の論文:
Spiresで見ることが出来ます。→外部リンク