研究室の目標:
植物と病原微生物との相互作用を分子レベルにて解析を行っている。植物が元来持つ外敵に対する抵抗性反応の誘導機構と、病原細菌がこの誘導を打ち破り感染を成立させる機構について、世界中の研究者との共同研究により解明し、遺伝子組換え法により病気にならない植物の作出と、それによるグローバルな食糧確保を目標としている。
研究・解析手法:
病原微生物の植物への接種実験、植物のRNAサイレンシング誘導実験、蛍光タンパク質(GFPなど)を用いた発現解析、蛍光顕微鏡および共焦点レーザー顕微鏡による観察、パーティクルガンによるin vivo発現解析、in vitro分子間相互作用解析、遺伝子のクローニング、DNAシーケンス解析、タンパク質の発現誘導、タンパク質のシーケンス解析、タンパク質のTOF-MS(質量分析)解析、マイクロアレー解析、リアルタイムRT-PCR、プロテオミクス等、その他、研究室及び遺伝子実験施設に装備された最新の大型機器を利用。
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