超精密・微細加工

超精密・微細加工

1.マイクロエンドミル切削における工具特性

本研究では、直径1mmの小径エンドミルを用いてステンレス鋼(SUS420J2)の切削実験を行います。切削中の工具をハイスピードカメラによる観察することで、工具のたわみの確認、たわみ量の測定を行います。また、加工面性状の観察も行うことで、工具のたわみが加工面に及ぼす影響を検証しています。以上の実験より、微小径工具特有の切削現象や、工具たわみと加工誤差の関係を明らかにして、加工精度向上を目指します。