宝塚歌劇団への要望書(その3)

宝塚歌劇団理事長さま

静岡市の川本竜彦と申します。2013年より家族で宝塚歌劇を楽しんでいます。ファンの毎朝の楽しみはタカラヅカニュースです。そのニュースで、宙組大劇場公演 『Le Grand Escalier ル・グラン・エスカリエ』の初日映像を拝見しました。また、前後して、インターネット上の神戸新聞をはじめとするメディアが伝えるニュースも読みました。

昨年9月の宙組の組子、劇団員の自死がきっかけで中止されてきた公演が再開される幕の前で、理事長が挨拶したとのことですが、なぜ劇団員の自死に言及できなかったのでしょうか? 「不幸な出来事がありました。哀悼の気持ちを表します。」 この一言がないまま幕を開けたことは、ファンとして残念です。

公演終了時に挨拶する組長の顔も、トップスターの顔も、青ざめていたと見受けました。

千秋楽の幕前にもう一度機会があります。ぜひ、一言、哀悼の言葉を発してほしいと思います。

2024年6月24日

422-8021
静岡県静岡市駿河区小鹿3丁目3番2号4-41

川本竜彦