俺たち、溶接工じゃん

ほぼ毎日、AIを使っています。
ニュースからは、AIが得意とするプログラミングを職業とする人たちの雇用が切られていると聞こえてきます。
先週の幕張のAGUーJpGUの会議では、AIを利用することによってできる仕事はAIが行い、今、求められているのは溶接工だと聞きました。
コンピューターを冷やすための空調のパイプを溶接できる人という意味だそうです。
ノーモアホワイトカラー。
私たちは、これからの教育を考える上で岐路に立っているかもしれません。

私は、以前、SPring-8の工場の講習で(なんで受けたんだろうか)溶接もやりました。
アルミから始まり鉄まで。
それ以前に、高温高圧実験で水を扱う研究者は皆貴金属のパイプを溶接しています。
たまに、二つのサイズの異なるカップを組み合わせることによって、鮮やかに圧力で封じるという手品のようなことをする実験研究者もいますが、、、
そうじゃない場合は、洋の東西を問わず溶接です。よく考えると、カップを合わせる場合も片方は溶接します!そう、私たちは溶接工なのです。
上手い下手は別にして。

私の先生の一人、Hollowayも上手に溶接しました。実体鏡の下で溶接するのですが、通常は、目を保護するために暗いガラスを通して見ます。
彼は、そのガラスを外して溶接するんです。眩しくないのか?聞くと、ガラスがあると見えにくくなるので外す、そして、溶接する瞬間は目を閉じるから大丈夫との答えでした。それも確かにそうです。それ以来、私も暗くなるものを付けていません。

私たちの貴金属のカプセルは大きくても5mmです。配管に使うパイプは数センチ以上でしょう。結構強烈な光でしばらく何も見えないくらいだったのを覚えています。