6-1高速液体クロマトグラフ/タンデム質量分析計講習会

4月19日(金) 

午前10時30分~1145分(講義)
午後13時00分~16時00分(実習)
場所:総合研究棟 106
講師 竹本裕之(静岡共同利用機器センター分子構造解析部/技術部)  

参加人数:16名(学生9名、教員6名、研究員等1名) 

 

高速液体クロマトグラフ/質量分析計LTQ Orbitrap Discovery (サーモフィッシャーサイエンティフィック社製) の講習会を実施した。午前中の講義では、装置概要、クロマトグラフィーおよび質量分析の基礎理論、精密質量測定、多段階MS測定とメタボロミクス的解析の手法などについて解説し、午後は実際に装置を使った実習を行った。実習では実際の使用を想定した手順に従って、高速液体クロマトグラフの起動、移動相の準備、質量分析計のメソッド作成と測定スケジュールの作成方法について説明した。実習前半は、フラボノイド配糖体の構造推定を多段階MSにより行い、操作方法を確認した。後半は、受講者が持参した試料を用いた装置条件の最適化と実際の測定を行った。その後、受講者からの質問を受け付け、測定のために必要な準備手順や消耗品等に関する情報提供を行った。別日程で留学生を対象に英語での講習会を行った。