4月26日(金)
午前10時30分~11時45分(講義)
午後13時00分~16時00分(実習)
場所:総合研究棟 106室
講師 竹本裕之(静岡共同利用機器センター分子構造解析部/技術部)
参加人数:21名(学生15名、教員6名)
ガスクロマトグラフ/質量分析計JMS-T100GCv (日本電子製) の講習会を実施した。午前中の講義では、装置概要、クロマトグラフィーおよび質量分析の基礎理論、精密質量測定とメタボロミクス的解析の手法について解説し、午後は前半、後半の2回に分けて実際に装置を使った実習を行った。実習では実際の使用を想定した手順に従って、炭素数の異なる炭化水素類((R)-limonene, n-tridecane, (E)-β-caryophyllene)の測定をデモンストレーションした。その際、使用者が想定する用途に応じて、ライブラリ検索、ピーク面積の取得、データのエクスポート、標準試料の導入と精密質量測定による組成推定などの手順について詳細に説明を行った。後半は参加した留学生向けに英語を併用して行い、終了後に参加者の持参した試料の測定を行い、結果を議論した。